横好きオヤジの見聞録

何をやっても二流か三流で一流にはなれない下手の横好きなオヤジの日記

願い・・・

さっき、仕事から帰宅した。

3月後半になって降る、季節外れの大雪。

我が家の庭先で、既に15cmは積もっている。

まだまだ止みそうにない雪。

どれくらい積もるんだろう・・・。

時間が経つと共に被害の大きさが見えてきた東北の大震災。

私の性分なんだが、どうしても事象を悪い方に考えてしまう。

最悪の状況を想定して、大したことなければ万歳する派なのである。

そして今、一番気になるのが当日から心配していた福島原発

日に日に状況が悪くなっている。

自分でも恐ろしいほど、想像していたとおりになった。

今後、数年か数十年かは分からないけど、全ての日本国民は生活が

一変する可能性がある。

とてもじゃないけど、私の想像をブログに書くことは出来ない。

なのに、一国の総理が「最悪の事態になったときは、東日本がつぶれることも

想定しなければならない」なんて言っちまったし・・・。

まぁ、総理の発言のとおりになると、東日本の経済活動、教育等々が破綻、

東日本の人達が西日本に大挙して移動。

その後の想像は簡単である。

で、今シーズンは大雪で、今日もパウダーが楽しめそうな感じだけど、

地震の日を最後に今シーズンのスキーは止めた。

震災に直接的に関係しない人は、スキーをしようが各種イベントを楽しもうが、

それで良いと思う。

ってか、その方が結果的に経済支援をすることになるだろうし、使った

お金の一部でも義援金として使われると素晴らしい。

ただ、私の場合、被災地の惨状の中で活動している同僚達のことを考えると、

スキーをして遊ぶ気にはなれない。

それに、いつ被災地に行くことになるかも分からないから、心と体を準備。

と言うか、早く行きたい、行かせてほしい。

しかも、出来ることなら、危険な原発の現場に。

辛い思いをしたり、危険な目に遭うのは、私のような人生の先が見えている

オッサンで良いのである。

まだまだ子どもが小さい、守るべき家族を持つ若い職員に行かせるのは辛い。

人生、そこそこ楽しんで生きてきた。

孫の顔も見られた。

残りの人生の20年程が5年くらいになっても、その5年で20年分を生きてやる。

こないだ、我が家に遊びに来てた孫娘を抱き締めながら手が震えた。

この子の未来が普通の未来であるためなら何でも出来る。

今は、ただただ願うだけ。

願いは、今後の状況が想像どおりにならないこと。

願いは、被災された人達に笑顔が戻ること。

願いは、被災地が復興すること。

願いは、多すぎて書きつくせない・・・。

ブログには、ネガティブなこと、仕事のこと、政治のこと、誹謗中傷等々、

書かない主義なんだけど、今回ばかりはアホなことを書くことが出来ない。

こんな暗いブログを書くのは今日限りにしたい。

ならば、書かなきゃ良いんだけど・・・。

この雪降る空の向こうで頑張ってる、全ての人に手を合わせよう。

2011317