今日の夕方、居間の壁に1匹のカメムシ君が・・・。
強烈な臭いを発する嫌われ者だが、これを秋に家の中で多く見ると
その年は大雪になる。
スキーを楽しみにしてる私にとっては、嬉しい大雪の使者なのである。
勝手な推測で自信はないけど、春から秋にかけて野で活発に活動し、
冬が近くなると越冬のために寒さを凌げるところを探す。
寒さ厳しく大雪になる冬ほど、快適に越冬できる人家の中に入ってきて
人目につかない家の中で過ごす。
そして、春になると野に出るために家の中で多く見かけるようになる。
ただ、夏の環境がカメムシ君にとって快適であれば、多く繁殖してるだろうから
一概に秋に多く見るから大雪なるとは限らないかもしれないかもしれない。
ちなみに、我が家の周辺では、この「ジョンさん」と呼ぶ。
これは、女性に失礼だが、カメムシが臭く嫌われ者なことから、遊郭で身体を
売っていた女性を馬鹿にしていたことと重ねて、この辺では「女郎虫」とも言う。
そして「女郎虫」→「女郎さん」→「ジョロさん」→「ジョンさん」となったのである。
昔々のその昔、中学生になった春に教室にカメムシがいて「ワッ、ジョンさんだ!」
と言ったら、同級生が「どこに外国人がおるんだ???」とキョロキョロしてた。
カメムシを「ジョンさん」と呼ぶとは思ってなかったらしく、外国人の名前だと
思ったらしい。
その同級生のところでは「姫さん」と呼んでいたらしい。
これは、臭いカメムシを可愛く呼んでやることで臭いを発しないと信じられて
いたことからのようである。
ま、嫌われ者のカメムシ君。
大雪を頼んだそ!