今日は休みで天気も良かったんで、親戚の畑をトラクターで耕耘して、
帰宅後は我が家の田圃に肥料を撒いて石拾い。
あまりに低い米の価格に昨年から出荷せずに、自家消費分以外は親戚や友人に
中元歳暮お礼として配りまくっている。
玄米30kgの買い取り価格が6,500円あるかないかだから、出荷したらアホらしい。
ここのところ、賃金アップとか、働き方改革とか言われて、それなりに
色んな場で良くなっているとは思う。
でも、日本人の食の原点である米を生産する状況は物凄く悪い。
消費者の口に入る時には高くなるかもしれないが、今の買い取り価格の
2倍くらいにならないと生産が成り立たない。
なんせ、燃料代も肥料代も高騰してるのに、それが米の買い取り価格に
反映されていないのである。
そりゃ、放棄田の増加に拍車は掛けられないし、米農家も減って当たり前。
ま、人口減少してるし、本来の日本の国土における適正人口は3,800万人と
言われているから、米の生産自体が減って良いかもしれない。
ただ、日本人にとって米は必要なのである。
米がなければパンを食べれば炭水化物を摂れるから良いって考えるのは危険。
日本人は小麦が合わないと言われている。
詳しくはネット検索で信頼性のあるサイトを探しておくれぇ~。
ま、そんな食について考えながら肥料蒔きをしていたのである。
そして、春の山菜のコゴミが食べ頃に大きくなっていた。
数日前に見に行った時は、気配もなかったのに。
もちろん、食べ頃なのも沢山あったし、これから大きくなる株も沢山。
ただ、去年のコゴミは3月中に大きくなって採って食べていた。
タラの芽も既に採っていたけど、まだまだ小さい。
去年に比べて暖かい冬だったのに、少しだけ遅い春なのである。
季節と言うか気温に反応する植物は凄い。
それに比べて人間は・・・。