今日は休みで、午前中は雑用を済ませて、昼からは畑と田んぼの草刈正雄。
あ、正雄はいらん!
ってか、昨日も休みだったんで、昨日から草刈りをしてて、その続き。
で、何で、執拗に草刈りをしてるかってぇ~と、今年は例年にも増して、
セイタカアワダチソウが多く咲いている。
日当たりの良い場所なら、河川敷から畑から、山裾から、あっちこっち満開。
このセイタカアワダチソウは北米原産の外来種。
そう、君らは、ここで生きてはならない植物なのである。
もちろん、君らに罪はない。
人間の身勝手で持ち込まれて帰化してしまっただけである。
世の中は「多文化共生」と声を高らかに国籍や人種を問わず共に生きることを
呼び掛けている。
否定はしない。
当然、国籍や人種を問わず良い関係を築くべきである。
ただ、その多文化共生を叫ぶ人や行政もまた、外来植物や動物を駆除している。
何故か?
それは、増えすぎて在来種を脅かし、人間にとって邪魔な存在になっているから。
セイタカアワダチソウも、観葉植物として花壇で花を咲かせていただけなら、
ここまで憎まれることもなかったろうに・・・。
これは人間社会も同じである。
今の日本人も、日本列島に元々いた種族(旧人類?)の中に入り込んで、いつの間にか
数を増やし自分たちのものにしてしまったのであろう。
私のご先祖さんも、セイタカアワダチソウみたいなもんかもしれない。
ただ、違うのは人類の移動の過程で自然発生的になったか、人間の身勝手でなったか。
そんなセイタカアワダチソウを刈ったり根っこから引き抜いたりしたからと言って、
少なくならないかもしれない。
それでも、自分ちの畑や田んぼの分だけでも駆除しようと試みている。
山は行ってないから分からないし、山の分まではとてもじゃないけど無理。
昨日と今日、頑張った分だけでも凄い量だったのに・・・。
君らに罪はない、君らを持ち込んだ人間が悪いのだ。
でも、やっぱり、君らは、ここで生きてはいけない。