荒研ぎをしてから放置してた製作途中の槍頭とナイフの焼き入れをした。
雨降りで、することがない時には、こんな作業が捗る。
ってのも、今日も狩猟保険の手続きをしてきたし、狩猟シーズンが近くなったから、
道具作りをしなきゃなんない。
まず、焼き入れをするための廃油の調達から・・・。
もちろん、貰ってくるんじゃなく、そろそろエンジンオイルの換え時になってる軽トラの
エンジンオイルを交換して廃油を調達。
そして、煎餅の缶に穴を開けて炭を入れて、電動ブロアーで温度を上げる。
そして、オイルの中にドボン・・・ジュッ・・・。
これで焼きが入り、更に酸化被膜が出来る。
正直に言うと、焼きが入るはずで、酸化被膜と言うものが生成されるらしい。
私みたいなアホに、そんな難しいことが分かるはずがないのである。
んでも、焼き入れってのは、何故か小学生の頃から知ってて、五寸釘とかを
焼いて叩いて成形して小型ナイフにして、水に浸けて焼き入れを試みてた。
もちろん、ただの鉄釘なので焼きが入らなかったけど。
そして、この酸化被膜と言うものも詳しくは知らないし、どうやって生成されるのかも
分からない。
ただ、金属の上に出来る錆だけど、錆から金属を守るってことだけは分かる。
これは、矛盾してるようだけど、赤錆と黒錆の違いで錆は錆び。
違いの説明は出来ない。
だって、アホなのだもの・・・。
だから、どれだけ上手く焼き入れが出来たかは分からないけど、綺麗な色が付いて、
かなり良さげな感じ。
あ、一応、弾力性を持たせるために、焼き戻して水に浸けることもしてみた。
前に作った時に、キンキンに焼きを入れただけだと、簡単に折れちゃったから。
とにかく、失敗を積み重ねなきゃ良いものも出来ないだろうから、廃油は捨てずに
置いといて、色々とナイフやナタを作ってみようと思う。
一番の問題は、銃刀法違反にならないように、刃渡りとか使用目的とかに気を付けて
作ることかなぁ~。