なんと言う暖かさ・・・。
仕事から帰って、奥神鍋スキー場の山頂に着いたのは11時頃。
暖かいってより暑い!
雪もグサグサで、アッと言う魔に溶けそうな感じ。
でも、粗目雪で好きなコブ。
そんなわけで、今日はコブを中心に攻めて、それ以外は高速でダラダラ。
で、1時間ほど滑って、お腹も空いたんでランチタイム。
青空の下、バーナーで湯を沸かし、乾燥麺を入れようと封を開けた時、
重大なことに気がついた。
「スープは付いておりません」の文字・・・。
なんと、スープを別で準備しなきゃならないものだった。
せめて、うどんスープか雑炊の素でもないかと、リュックの中を物色するが、
残念ながら今日に限って持ってなかった。
あるのは、胡椒と七味。
沸々となっている鍋を見ながら、「胡椒か七味だけで食えるのか?」とか、
「麺自信が持っている、若干の塩味だけで食えるのか?」とか、空っぽの
頭で考えること約1分。
私は、静かに湯を捨て、乾燥麺をそっとリュックに入れた。
我慢すれば良いのだ。
空腹を我慢すれば良いだけの事である。
何だか、大人になったような気がした・・・。