平成23年も、既に下旬に突入。
今年も、このまま、あれよあれよと言う間に年末を迎えちゃうんだろうなぁ~。
時間ってもんは、悲しいほど早く過ぎるものである。
その「時間」ってもんを調べてみても、物理学やら量子力学やらで説明されてるし、
時間の存在自体がないってな話もあるしで、私にゃチンプンカンプン。
相対性理論なんて理解できるはずもないのである。
ただ、その時間の中に存在する諸行無常は実感している。
ま、脳は常に錯覚のせいで物事を歪んで認識するらしいから、人間が感じる
諸行無常も、脳の幻想かもしれないが・・・。
でも、その空間+時間を楽しく過ごしたいと思うのである。
で、信憑性に疑問もあるが、有名な「世界各国の会社の夏休み」ってデータを見てみる。
オーストラリア・・・1ヵ月半
スペイン・・・1ヶ月
スウェーデン・・・年齢に応じて25日から32日
オーストリア・・・35日
フランス・・・5週間+労働時間が半分になる日が2週間
ポーランド・・・46日 ※10年以上働いてる人は+10日
ドイツ・・・最低33日・最大37日
イタリア・・・最低32日・最大42日
ノルウェー・・・平日だけで25日
日本・・・5日
夏休みってなってるけど、日本以外は夏に限定されてるわけじゃなく、好きな時期に
休んでも良いらしい。
んでもって、有給休暇と別なのかどうかも、私には分からない。
ただ、オーストラリアの1ヶ月半と言うのは事実で、日本に長期滞在して
スキーをしている人が多い。
それに、国によっては、年間30日は休暇取得を義務付けられてるみたい。
しかも、収入は日本の1.5~2倍くらいらしい。
日本人の一人当たりGDPは2009年で世界17位(前年比+6位)だから、働けど働けど
我が暮らし豊かにならん状態か・・・。
日本も、ドドォ~んと休みを増やせば良いと思う。
家族で旅行するも良し。
物作りに没頭するも良し。
自己研鑽するも良し。
史跡巡りをするも良し。
日頃の趣味に打ち込むも良し。
多少、お金がなくても、時間さえあれば工夫次第で楽しめる。
それに、そんな状況でこそ、色んなアイデアが浮かぶんだと思う。
そして、それを素人ながらも形にする。
ひょっとしたら、そのアイデアで起業して、世界に通用する商品を売る会社に
成長するかもしれない。
日本人の勤勉さ(私は持ってないけど)は素晴らしくて誇れると思う。
ただ、日本の製品は従来のものを進化させてるだけのものが多くて、全く新しいものって
ないような気がするのは私だけなんだろうか?
遊び道具にしても何にしても、ホホォ~と思うものは、残念ながら外国の製品だったりする。
経済危機が叫ばれてる日本。
ここで思い切って、休みと収入の大盤振る舞いをするってのはどうだ?
日本発の、新たな産業が生まれて、日本も日本人も元気になるかもねぇ~。
もし、冬に1ヶ月半の長期休暇があったら・・・。
キャンピングカーを手作りして冬はスキーバムだな!
家の周りで年老いて全く耳の聞こえなくなったワンコの放牧をしながら、
時間と言うものを考える今日この頃。