今日、希望的素人観測で風が吹くことを祈り、凝りもせずに気比の浜に行った。
案の定、風吹かず鳶が悠々と舞う穏やかな天気。
何度かカイトを上げて海に入るものの、走れることなく終了。
そんな訳で、長い長い何もしない風待ちの時間を浜で過ごした。
これだけ何もしない時間があると、こんな私でも人生について考えてしまう。
四捨五入すると50歳。
現時点での日本人平均年齢まで生きたとしても、残りは30年ほど。
映画「20世紀少年」に例えて考えてみる。
と言っても、ストーリーに当て嵌めて考えるなんてことも面倒臭いから、
タイトルだけなんだけど・・・。
『第1章~降臨』
私の人生、既に第1章は終わっている。
ま、これは若い頃のことだろう。
凝りもせず、数え切れぬほどの失敗を繰り返しながら、良くぞ今まで
人として生きてこられたものである。
「第1章~懲りん」である。
『第2章~最後の希望』
丁度、これが今なのかもしれない。
何かしらの快楽刺激を探し求めている今日この頃。
それは、遊びはもちろんだが、仕事にしても、日常にしてもである。
「第2章~最多の欲望」と言うべきか・・・。
『最終章~ぼくらの旗』
これは、まだ先の話。
出来ることなら、最終章は60歳の定年退職からにしたい。
と言っても、残り14年。
どんな仕事が出来ているんだろうか?
どんな日常を送っているんだろうか?
今日も、海では魚釣りをする人、BBQをする人、流木を拾う人と、
色んなことを楽しむ人々。
将来、出来ることなら、外遊びの伝道師になって飯を食えたら良いなと思う。
しかし、私のレベルでは、とてもじゃないけど無理だな。
やっぱり、定年後もどこかで雇ってもらって、細々と暮らしながら、
やがて年金生活。
そして、人知れず人生の終焉。
「再就職~ぼくらの墓」だな。
ん~、何だか寂しい!
「最終章~ぼくらのハッタリ」でも良いから、面白おかしい人生を送ろう。