横好きオヤジの見聞録

何をやっても二流か三流で一流にはなれない下手の横好きなオヤジの日記

灰色領域

今日は病院で検査だった。

その結果がグレーゾーン。

限りなく灰色領域だったのである。

仕事を終えて午前9時半に受付して、検査と診察が終わったのが

午後4時だった。

長ぇ~!

で、何の検査をしたかってぇ~と、心筋の核医学検査。

思い起こせば、それは先月の21日のこと。

その日は休みで、遅めの朝食を済ませて座ってテレビを見ていた。

もう少ししたら、ワンコの散歩に行こうかと思っていた矢先、

何だか心窩部がモヤモヤっとして、しばらくしたら胸に強い絞扼感。

今まで経験したことない痛み。

9時22分に痛みが出現して、だんだんと左肩へ放散。

すぐに脈拍を確認すると、不整もなくって60回/分。

横になって安静にしても痛みは変わらず全身に冷汗。

これって、狭心症の発作かぁ~?

10分経っても痛みは変わらず。

狭心症にしては長すぎる!

これって心筋梗塞かぁ~??

ってなわけで、父にワンコの散歩を頼んで、嫁さんに病院に連れて

行ってくれと頼んだ。

そして、少しでも酸素を多く心臓に供給できるようにと過呼吸

効果があるかは???である。

で、このまま意識がなくなったり、致死的不整脈が出現して

心停止になったりした時のこと考えて、テーブルの上にあった

新聞の折り込み広告の裏に、時間経過と痛みの部位、そして

状況などを走り書きした。

そして、嫁さんに、もしもの時には医師に伝えてもらうよう頼んだ。

さすがに、死を考えてしまった。

アカン、あ~んなコトや、こ~んなコトが、死んだ後にバレたら

家族が墓参りしてくれない!

そんな生きることへの執念が効いたのかもしれない。

9時45分に痛みが寛解、9時53分にはスッカリ消失。

ってなわけで、病院に行くの止~めた!

だって、その日は日曜日だったから、病院に行っても詳しい検査が

出来ないだろうし、また症状が出てから考えるか、後日行けば

良いのだから・・・。

で、23日に循環器内科を受診。

12誘導心電図を録ってもらったら一部に陰性T波。

先生も「ビミョーなんだけど・・・」と言いながら、改めて心エコーと

負荷心電図検査をすることになった。

そして、30日に再検査。

結果は、心エコーは問題なかったけど、負荷心電図でST低下が出現。

でも、全く痛みがないんだよぉ~!

だって、家で胸痛があってからも、いつもと同じようにジョギング、

スキー、ウェイトトレーニング、剣道とハードに運動をしてたし。

検査中に、医師が「胸は痛くないですか?」って首を捻りながら

聞いてたけど痛くなくって、運動が気持ち良かった。

で、更に改めて核医学検査をして、それでカテーテル治療を

するかどうか決めようってことになった。

その核医学検査を受けたのが今日。

結果は、やっぱり一部で血流不足が生じてた。

ただ、前下降枝みたいな大きな血管じゃなく、前下降枝から出てる

対角枝かそれ以降の血管に問題があるらしい。

しかも、画像を見ても、色落ちが少ないから、それほど閉塞も

強くないみたい。

ただ、普通は痛みがあるらしいけど・・・。

ん~、これって無痛性の心筋虚血か?

で、医師と相談の結果、また胸痛があった時に、カテーテル

考えることにした。

そして、何の症状も出なかったら、1年後に核医学検査を

受けると言う限りなくグレーゾーン。

ま、この血管が栄養しているくらいが梗塞になってもチョロイ!

死にはせんもんねぇ~。

しかし、核医学検査は高かった。

33630円!

ま、今までと変わらない生活をしても良いらしいから、安心を

買ったようなものと思うことにしよう。

頑張れ、ワシの心臓!

あと20年くらいは動いてほしいなぁ~。

何とかは世に憚るって言うから、やっぱり泉重千代さんを

超せるかもしれないけど・・・。

私も120歳まで生きて「好みは年上の女性!」って言おう。

ただ、今回の一連のことに疑問がある。

ってのは、胸痛が出現したのは安静時。

それ以降、胸痛はなし。

虚血は運動負荷をかけた時だけ。

胸痛は、血管の攣縮か血栓により出現したんであって、

運動負荷時の虚血は、元から持ってる無痛性のものか?

ま、何はともあれ、今日も生き急ぐのである。

2008220