豊岡盆地の「霧」の季節がやってきた。
「霧の摩周湖」「霧のロンドン」と霧の名所は数々あれど、
ここ豊岡盆地の霧は世界一!
何が世界一かと言うと、霧の年間発生率。
何に書いてあったのか忘れてしまったが、確か年間の
霧の発生率は世界一らしい。
なんせ、日本のバングラディッシュと言っても良いくらい、
海抜は低く、海水面が1~2m上昇したら市内全域が
海の底に沈むほど。
まぁ、だからこそ霧が河川敷の柳を育て、それを使った
柳ごおりで発達してきたのである。
それに、秋の朝霧多発、夏の高温多湿、冬の低温多雪、
これらがコウノトリが最後まで棲めた環境でもある。
で、写真が今朝のワンコの散歩途中の風景。
そうそう、これも何かで読んだだけだが、「霧のロンドン」の
霧と言うのは、イギリスで工業が発達した時代に、工場から
排出される粉塵が多かったために、それを核として霧が
発生したもので、工場からの粉塵も少なくなって、
空気が綺麗になった現在は霧も少ないんだとか・・・。