昨夜から、雪がチラチラチラチラ舞い降り、今朝は辺り一面銀世界。
まるで、季節が2ヶ月前に戻ったみたいに・・・。
我が家の近くにある桜。
今にも花が咲きそうなくらい蕾が膨らんでいる。
まるで、まだまだ咲くなと言うかのように蕾を枝を雪が包む。
考えると、今にも咲きそうな蕾の頃が一番良いのかもしれない。
花が咲いたら、後は散るだけだからねぇ~。
私も、まだまだ咲きたくない。
どうやって咲いてやろうかと、欲望願望無謀な企みを持つ蕾のままでいたい。
そして、遠山の金さんみたいに咲かせたい。
背中にお絵かきをするって意味じゃなくて、元気に明るく咲き続けたいってこと。
林芙美子は「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」と言う名言を残している。
これには、勝手ながら異論がある。
雨風に耐えながらも楽しく充実した蕾の期間を過ごせば、花を咲かせた時に
多少の寂しさを感じることはあっても苦しいことだけが多いとは思わないはず。
写真は、我が家の近所の雪纏う桜と群青の日本海。