夏の花と言えばハス。
ウロウロついでに、いつもの笠波蓮華園に寄ってみた。
管理人の山根さんが趣味でされてる蓮華園は基本的に無料だし、おそらくこの辺では
一番の蓮華園。
行くと、管理人さんが椅子を並べたりテーブル出したりして、何やら準備中。
聞くと、鳥取からの来園者があるとかで準備中とのことだった。
ハスは、まだ少し早くて五分咲きって感じ。
管理人さん曰く、同じ場所でハスが育つのは10年ほどらしく、年々咲き方が悪く
なってるんだとか…。
どうしても連作障害が出ちゃうらしい。
「ここんじゃ、もうアカンようになるけど、ワシの歳が歳んだで、まぁ~エエんだぁ~!」
いやいや、山根のジイちゃん、まだまだハスを楽しませてもらわなアカンで、
頑張ってもらわんなん。
んで、ハスを眺めながら話も弾む。
ハスの生態のことを語られると、こちらも負けじと機械(ポンプ)で吸い上げられる
水の理論上高さを考えると、地上70ⅿほどにも成長する大木が先端まで根から
吸った水を行き渡らせることの不思議を語る。
ハスの生命力から宇宙のビッグバンの話になり、ビッグバンの前のことが
不思議でならんと言われると、それに対して無を語る。
そして、更にハスの生命力から不老長寿の話になり、アインシュタインの相対性理論を
持ち出し語った。
ん~、一体、私は誰と何と戦っているんだ???
ま、とにかく博識で気さくで楽しい良いジイちゃんなのである。
私も、あんなジイさんになりたい。
夏色と言えば海の色。
だけど、山間の水田に咲くハスの色も、まさしく夏色。
8月の上旬の盛りの時に、朝の5時頃に見に行きたいと思う。
大輪の物凄く多くの蓮の花が幻想的な開花をするらしい。