一昨日、引き上げてきた上司M様のベスパ。
昼から時間が出来たんで作業開始。
何でも、シフトアップせず車速が上がらないらしい。
シフトアップ???
ん~、このバイクの駆動系はオートマ(Vベルト式CVT)なんで、シフトアップと言う表現は
当て嵌まらない。
以前、要望に応えてマロッシのマルチバリエーターを組んだ。
ストップウォッチ片手に、組み込み前と組み込み後のテスト走行をしたんだけど、
対費用効果に疑問を感じるしかなかった。
んで、今回の不具合。
恐らく、ウェイトの編摩耗だろうと予想していた。
カスタムパーツの耐久性は純正より劣るのは世の常。
分解してみると、案の定、ウェイトの編摩耗。
恐らく、これが引っ掛かって車速が上がらなかったんじゃないかと…。
で、各パーツを純正に戻す。
ただ、M様の要望により、黄色いトーションコントローラーは残した。
作業終了後に、小雨降る中、自宅近くの道路で試験爆走。
スムーズな加速で、何とも言えない安心感。
恐らく、これで大丈夫なはず。
やっぱり、普段の足として乗るにはノーマルが一番。
んな訳で、私のジャイロキャノピーの再生作業の場所を確保するため、早々に配達。
そして、干上がったバッテリーに喝を入れてる間に、海遊び道具を自作。
カヤック用のパラシュートアンカー。
っても、そんなに大袈裟なものじゃなく、骨の壊れた傘を再利用してみた。
これに、浮きとしてのペットボトルと重りを取り付ければ完成。
ま、カヤックには、これだけの大きさがあれば十分だと希望的観測。
実は、このパラシュートアンカーも、部品だけは2ケ月ほど前から揃えていた。
でも、なかなか手を付けられずにいた。
M様のベスパにしても、1ヶ月ほど前から言われていたけど、引き取りにすら
行けていなかった。
ベスパと言えば、好きなのはモッズのスタイル。
そして、オードリー・ヘプバーンのローマの休日。
私の場合は、なかなか作業が進まない、ノロマの休日。