今日は人生の節目である60歳の誕生日。
そう、還暦となってしまったのである。
ただ、恥ずかしながら、また情けないが、気持ちは18歳のまま。
人間、そうそう性格は変わらないのである。
こんな年になっても、遊びへの妄想は止まらない・・・。
そんな還暦を迎えた今日は、朝4時起きで出勤して夕方6時30分まで残業。
1年の早期退職で夢描いた退職後の生き方は、こうじゃなかった。
でも、多くの人が必要と声を掛けてくれ、半ば強制的に働かせられている。
完全に、人に自分の人生を決められている。
そして、今はそれを有り難いと感じている。
働けることは楽しいのである。
んで、先日、娘夫婦とその孫ちゃん達や息子が還暦祝いをしてくれた。
予約制のレストランで美味しい食事をした後、帰宅してからも祝いの続き。
そして貰ったのが、赤いパーカーと旅行券。
パーカーはノースフェイス風の還暦マンのロゴ。
次の日曜日から蔵王にスキーに行くんだけど、これを着て行けと渡された。
有り難く着て行くつもり。
来年から、刺繍で+1とか+2って書かなきゃ着れんな・・・。
ま、とにもかくにも有り難う。
孫が今春から中学生になる。
娘が「今になって親の有り難さが分かった」と言っていたが、まだ本当の
親の有り難さを感じていない。
本当の親の有り難さを感じていないのは、娘にとっても親にとっても有り難いこと。
本当に親の有り難さを思い知らされるのは、親が死んだ時。
それも、父と母、その最後の1人が死んだ時。
いくら長生きしてくれたとしても・・・だ。
私は太く短く生きたいと思っていたが、娘と息子が親の有り難さを思い知る日が
少しでも遅くなるようにしたいと思う。
出来ることは少ないけどねぇ~。
この赤いベストのロゴの横に+30の刺繍を目標にしたい。
還暦なんて人ごとだと思ってたけど、還暦なんだねぇ・・・。