こないだから、ちょこちょこ見かけるようになったヤツら・・・。
そして、今日の仕事帰りにジャイロキャノピーさんの給油のためにガソリンスタンドに
寄ってシートを開けたら、シートの下から5匹もヤツらが出てきやがった。
そして、帰宅して家に入ろうと思ったら、玄関や勝手口の周りに数えきれないくらいの
ヤツらがモゾモゾ。
屋外に干してある洗濯物にも・・・。
そして、風呂上りに履こうとパンツを開くとポトリとヤツが1匹。
今年もヤツらがやって来た。
そう、様々な地方名を持つカメムシ。
ちなみに、当地方名(極狭い我が地区)では「ジョンさん」と言う。
気たる冬を乗り切るために快適な環境の人が住む家に入ってくるのだが、
はなはだ迷惑である。
ただ、カメムシが人家に入ってくるのが多いと、その年の冬は厳冬になって、
降雪量が多くなるので、個人的には嬉しい兆候。
定点観測をした訳じゃなく、あくまでも主観ではあるが、去年より多いかも?
そうだ、10年ほど継続して、我が家の玄関先でカメムシの定点観測をして、その年の
冬の気温や降雪量などの気象との関連性をデータ化したら面白いかも!
それを論文にして発表ってなことしたら、更に面白いかもぉ~!
オオッ、そうだ、今年はカマキリやハチも数も多そうだし活動も活発だし、カマキリの
卵やハチの巣の位置も積雪量に関係しているから、それも観察してみようかしらん?
ただ、それに費やす時間が作れるかが問題。
で、スキーの、特に、この神鍋と言う信州や北海道とは比べ物にならないほど、
新雪深雪ご親切な滑りが出来ない地域で、その滑りを楽しむためには、普通の人に
申し訳ないけど厳寒多雪が嬉しい。
ただ、世間では地球温暖化と言われているし、子供の頃から見ても、降雪量は
激減している。
それは、私の子供の頃の写真を見ても分かる。
ま、地球温暖化って説もあるし、温暖化と寒冷化を繰り返しながらプチ氷河期に
向かっていると言う説もある。
政治的なこととか、利権が絡むこととかあるんで、私には何が本当か分からない。
地球なんて、生まれた時から気象が安定することなんてないんだから、今の状況を
維持するってのがナンセンスなのである。
こないだ、ちょこっと仕事関係で話をする機会があって、ちょこっとだけ触れたんだけど
この豊岡って地域は水害に弱い。
それは、海抜数メートルの位置に市街地や集落が形成されているからである。
でも、今後は、更に危険な状況と言うか、多くの地域に人が暮らせない可能性もある。
地球年齢で言うと、ちょっと前だった縄文時代、地球は温暖だった。
縄文海進の頃に、ここ豊岡に住んでた人達の痕跡(貝塚)を見ると、この豊岡の多く、
そして我が地区のすぐ近くまでが海だったことが分かる。
なんせ、最終氷河期以降の縄文海進では、100m以上の海水準の上昇があったと
分かっているんだから、そりゃ地球の気象なんて一定しているはずがない。
さすがに、100ⅿも海面上昇したら、山の中腹に居を構える我が家も海の中。
それほど、北極と南極の氷が持つ意味は大きいのである。
氷なんて、溶ける速さと凍る速さのバランスが崩れて溶ける方に傾くと、溶けて生まれた
水が更に氷を解かし、倍々ゲームの様に溶けて行くのである。
そんなことを、鉄壁のブロックをしているにもかかわらず家に入って来たカメムシを
ペットボトルを片手に駆除しながら思う今日この頃なのである。
最後に、我が家の玄関先にいたカメムシの写真を載せるので、虫嫌いの人は要注意。