(スキー:6日目)
今朝、仕事から帰ってきたのが10時頃。
昨日の朝、出勤前に仕掛けてた罠を見に行くと、シカの雄が掛かっていた。
罠を踏むように朽ち木や枯れた竹をレイアウトしたから、狙ったとおりなんだけど、
いつもの様に複雑な気分。
こんな人家の近くに出てこずに、山奥で暮らしてれば捕らえられなかったのに・・・。
とは言え、くくり罠に掛かった以上は捕殺一択。
立派な角を避けて、鍬用の樫の柄を加工した自作の長い木刀で後頚部を打つ。
頸動脈を切り放血。
死を待ち、内臓を処理して、一輪車に乗せて持ち帰る。
体重を量る術もないんで何キロあったかは分からないが、80㎏はあったと思う。
前に捕ったシカは牛かと思うほど大きくて、近所の人に頼んで3人がかりで
運んだけど、そこまで大きくなくて1人で何とか出来た。
ま、それでも苦労したけどね。
んで、自宅裏で山からの流水に浸けて冷却。
何だかんだで2時間ほど掛かって、終わったのは12時過ぎだったかなぁ~。
はい、それからスキーに行きました。
シカが捕れてなかったら、仕事から帰ってすぐに行こうと思ってたんだけど、
さすがにシカが捕れちゃったんで仕方ない。
でも、年末の今日、人が多いから午後からの方が空いてるんじゃないかとの期待と
コースが荒れてることの期待もあった。
着いたら、思った以上に雪が少なく、草とか土とかが出まくりのコースを滑る
人達が多かった。
確かに、人工雪コースは初心者には厳しいとは思うけど、自分が板だったらと思うと
辛かった・・・。
んで、人工雪コースはってぇ~と、人もそこそこ多く、期待してたほど荒れてなくて
残念な状態。
あ、普通の人には残念じゃなかったと思います、私が異常なだけなだけ。
そして、あちこちで見かけた異様な風景。
いや、異様と思うのは私が異常者だからと思います。
皆さん、一生懸命に自分の足元を見てプルークボーゲンをされてました。
「周りの状況が見えなくて危ないんでないの?」と思うのは、私が異常?
上手くなると、足元見ずに出来るとは思います。
でも、それって何のための技術なんでかってのは言いません。
私みたい者は言う資格もないから。
まぁ、私が自他共に認める異常者なんでしょうかねぇ~。
そんなこんなで1時間ほどで撤収。
その後、15分ほどサービス仕事をして帰宅。
明日、ゆっくりとシカさんを解体しようと思ってたけど、お孫ちゃん達が
朝から来るってんで、血生臭い姿を見せられないんで、シカさんを解体。
こないだ作った解体用台も、少しの加工が必要と感じたけど使い勝手が良かったし、
経験と道具の工夫と品揃えってのもあって、早く上手に肉にすることが出来た。
肉を外した骨は、そのまま処分しても良いほど肉を残さなくなった。
特に、ロースとヒレは完璧なまでに奇麗に取れた。
さて、年末年始は、自己責任で地球上最高に美味い肉を食いますかっ!