ここのところアニメソングを気に入って聴いている。
『kalafina』って言うボーカルユニットが凄いのなんのって・・・。
アニメソングって言うと、所詮はテレビ漫画の主題曲とかエンディング曲で
大したことないと思ってしまうが、それは大間違い。
想像だけど、彼女達は声楽をやってたんだろうと思う。
そうじゃなきゃ、あんなに綺麗にハーモニーが出来るはずない。
綺麗な日本語が、きっちりとしたリズムに乗ってて、何だか懐かしいメロディー。
言葉を無理やりメロディーに捻じ込んだ歌じゃなく、聞いてて物凄く気持ち良い。
ただ、アニメソングと言うだけあって言葉は単調でメッセージ色はない。
風、夜、心、闇、星、空などの言葉を繋げているだけの曲。
そして、カノンじゃないけど、規則性のあるメロディーをベースにした感じの
曲ばっかりだから、全てが同じような曲に聞こえなくないことはない。
だけど、それがまた良くて、とにかくビューテフォー!
ヴァンゲリス・パパタナシューのシンセサイザー音楽の透明感のあるメロディー。
女子十二楽坊の各種楽器ようなハーモニー。
ノヴェラのようなプレグレッシブ・ロックを感じさせる圧力のある構成。
久々に背筋がゾクゾクする音楽。
海外での評価が高いのも頷ける。
アニメから音楽に入るのも良し、音楽からアニメに入るのも良し。
私は基本的にアニメ好きだし。
さすがに、痛車にまで乗る気にはなれないが・・・。
アニメ好き元総理大臣の「コンテンツ・ソフトウェアに重点を置く構想」が
実現してたらねぇ・・・。
日本発信のアニメが外国との人間交流だけじゃなく政治交流までも
変える可能性があったのに。
そんなこんなで、オッサンはアニソンを絶賛するのである。
本家の『梶浦由紀』より『kalafina』の方が好きな今日この頃。
ヨウツベなんかでライブの動画が沢山アップされてるんで、興味の沸いた方は
お試しあれ!