今年も秋祭りがやってきた。
今年は、祭りを担当する役員の1人なんで、ちょっと前から
会議だの何だのと準備をしていた。
昨日が餅作りの日だったんだけど、仕事だったんで家人が代理。
んで、今日の朝に仕事から帰ってきて、朝ご飯も食べずに
既に出発していた子どもだんじりに合流。
うちの地区は、少子高齢化の模範的地区なんで、子どもだんじりと
言っても、子どもは乗って太鼓を叩くだけで、引っ張るのは
地区役員や子ども会の役員だけ。
だから、昔のように大人がだんじりを担いで、各戸を回るなんて
今は出来なくなってしまった。
寂しいが、こればかりは仕方ない・・・。
で、昼前に神社で神主さんの祈祷を受け、一度解散。
夕方から、また餅撒きの準備で神社に行った。
来る人たちにお神酒を配り、供えていた御餅を撒いた。
遥か昔から続いている行事。
しかも、小さな小さな神社の行事。
人口も多く、賑やかだった昔と比べて、すっかり寂しくなって
しまったであろう行事だが、寂しいながらに続けて行くことは
必要であり、ここに住む者としての義務もあるんだと思う。
地球規模で、少子高齢化が進んでいる現在、何か天変地異でも
起きて地球人口が激減して、都市部での生活できなくなり、
山間部で田や畑を耕し、昔の農村生活が必要とされない限り、
ここの人口は増えることはないだろう。
人生の半分を過ごしたこの地。
残りの半分(早死にしなければ・・・)も、ここで暮らすつもり。
万歳、田舎暮らし!