今夜、日本で唯一の8000m峰全14座完登をされたプロ登山家の
竹内洋岳氏の講演会を聞いてきた。
今年の夏に講演会をするって聞いてて楽しみにしてた。
会場のホテル・ブルーリッジに到着して会場に入ると最前列以外の席は
既に多くの人が座ってたんで最後列に座った。
最前列は指定席かと思ってたら、そうじゃなかったんで速攻で最前列に移動。
演者である竹内氏と3m程の近さで聴講できた。
いつも思うが、一流の人の話は、やっぱり一流なのである。
8000mなんて山は宇宙がすぐそこの高さなのに、そんな山に登るプロセスに
自らハードルを設け、山への敬意と仲間への感謝をされていることが、
話の中から感じ取れた。
そして、最も共感したのが「想像することが大切」と言うことである。
登山は想像力が成功を納める秘訣で、生死を分ける大切なことであると言った
内容の話だった。
私も、全ての事で想像力が必要だと思う。
つまり、将棋や囲碁のように、何手も先を読んで危険を回避することが
大切だってなことである。
私は勝利も成功も経験がない方だけど、想像力を働かせなきゃ、それらを
手に入れることが出来ないんだと思う。
そして、危険を回避する想像こそが危険予知能力であると思う。
私も、今まで海や山で「こりゃ死ぬかな?」って思ったことが何度かあったけど、
色んなことを想像し行動したことで、今もこうやって息をしている。
私は8000mの山を登ることは出来ないけど、普段の生活の中で趣味の
レベルではあるけど色んなことに挑戦を続けたいと思った。
で、帰りがけに受付で竹内氏の著書を2冊購入。
しかも、サイン入り。
2冊で2000円を越えたけど、講演会が無料だったんで受講料だと思えば
安いもんである。
そろそろ紅葉の季節、近くの山でも登ろうか・・・。