昼過ぎに昨日の剣道昇級審査会と同じ会場であった剣道昇段審査会を
少しだけ覗きに行った。
二段を受けるために練習に来ていた女子高生が受審してて気になったから。
400人以上の受審者でごった返す会場で何とか見つけて結果を聞いたけど、
まだ実技審査の結果は出ていなかった。
結果が気になったけど、次の予定のために退場。
夕方、気になって電話したら、嬉しそうに「受かりましたぁ~!」と言ってくれた。
実技も形も学科試験も、全てクリアー。
残念ながら、実技も形も、相手の子はそれぞれ落ちちゃったらしいけど、
まずは、良かった良かった・・・。
で、次の予定は、同じ和田山のジュピターホールであった、戦場カメラマンの
渡部陽一氏の講演会。
『世界からのメッセージ~平和と命の大切さ~』と題して、戦場で見る
子どもの涙や笑顔などについて、ユーモアたっぷりに語られた。
私的には、もっと壮絶で悲惨でダークな話を聞きたかったが、一般人を
対象にした講演だし、戦争の惨さは控えめに話された。
それはそれは、言葉に出来ないほど惨い現場を目の当たりにし、写真に
収められているんだろうが、こんな講演会じゃ聴講者は引いちゃうだろうし、
この話術と内容でこそ、人は興味を持って聞き、更に深くを知ろうとする。
これこそが、彼の戦略かもしれない。
それにしても、やっぱり一流の人の話は素晴らしい!
私も、話し上手になりたいものだ。
そして、彼のようなメッセンジャーになりたい。
自分一人は無力でも、伝えることで人が知り、いつしか人が動き出す。
ちなみに、講演会の中で当時の写真を写しながら紹介されていたが、
彼も小学から中学まで剣道少年だったらしい。
どおりで話の所々に、剣道でよく使う言葉が出てくるのだと納得。
で、夜は私が発起人として活動してる地区の灯篭保存会の作業。
かくして私の休日は終わった・・・。