それは2008年12月の夜のこと。
愚息から電話がかかってきた。
車を壊して動けなくなったと…。
ぬぁ~にぃ~、やっちまったなぁ!
転勤で地元に帰ってきた愚息の通勤用に貸していたワークス君を
壊されてしまった。
もう4~5日で、愚息が買った車が納車されるところだったのに…。
ま、悩んでても仕方ないんで迎えに行った。
行ってみると、とりあえず空地まで移動して待機していたが、
T字路を曲がり切れずに反対車線の縁石に右フロントホイールを
ヒットさせて、サスペンションが中に入り込んでしまって、
タイヤがフェンダーに接触し走ることができない状態。
出来ることなら自宅に持って帰りたかったんで、エンジンを確認すると
問題なくかかるし、ミッションを確認してもオイル漏れなし。
サスペンション取り付け部分が変形しているものの、ドライブシャフトの
変形はなさそう。
ただ、タイヤがフェンダーに接触しててハンドルが切れないんで、
スコップを入れてフェンダーを逃がしハンドルが切れるようにした。
まぁ、何とか積車を手配しなくても、自走が出来そうになったんで、
ゆっくりゆっくりと走りながら帰宅。
そんなワークス君だから、シャーシーにまでダメージが及んでて
修理不可能。
可能かもしれないが、莫大な修理費がかかるから廃車を選択。
バンパーやスポイラーなどバラシながらオークションに出品。
エンジンも車体ごと出品したら落札されて、1月の中旬に
引き取られて行った。
夜の10時前に奈良から家族連れで積車に乗って引き取りに
来られたんだが、私は仕事で留守にしていたんで会うことは
出来なかったが、♪ドナドナドナ~ドナ~♪
ワークス君の臓器は、日本各地で今も生きている。
面白い車だったのになぁ~、残念!
そして、時は2009年1月吉日。
新しいオモチャがキタァ~!
もちろん、私が手に入れたのだから、新しい車じゃない。
今はまだ、車検取得のためにガレージで整備中。
安くて古いだけあって、手を加えてやらなければならない。
無事に乗れるようになるまではナ・イ・ショ!