仕事から解放され帰宅すると娘が孫ちゃん1号と2号を連れて来ていた。
娘は買い物や美容院へ・・・。
孫ちゃん2号はコタツでスヤスヤ。
孫ちゃん1号はパワー全開で外で遊ぶと連れ出され、雪ダルマを作ったり
雪の上を歩いたり、畑で白菜やニンジンの収穫ゴッコに付き合わされた。
遊びが一段落して解放されたんで、上司M様から修理依頼があり預かった
モンキーの修理作業を開始。
もちろん、モンキーと言っても、お猿さんじゃなくバイクのモンキー。
このモンキー、エンジンを組み直されているんだけど、パスパス音とカタカタ音、
そしてヘッドガスケットのところからオイルが滲むようになったらしい。
ま、ガスケットの抜けが怪しいけど、カタカタ音が嫌な予感・・・。
で、ちゃちゃちゃちゃっと分解。
フロントホイール、フロントフェンダー、キャブレター、マフラーの順に外して、
いよいよエンジンの分解。
念のためにフライホイールの上死点マークに合わせて、更にカムスプロケットの
合わせマークを確認すると・・・。
あれ・・・???
合わせマークが反対側にあるじゃないかいっ!
ま、固定は2本のボルトだから、180度違うだけだし一応は問題ない。
で、カムスプロケットを外してヘッドを固定してあるナットを緩めると・・・。
緩い、緩すぎるっ!!!
メガネレンチに力を入れてないのに緩んでしまった。
そしてヘッドを外してみると、ありゃりゃりゃりゃ???
・・・のりゃりゃりゃりゃりゃ~?????
Oリングが一つはダルマさんのように変形してるし、もう一つは千切れてる。
組み付け時に入っていなかったのか、ヘッドの締め付け不足が原因かも・・・。
で、ガスケットの抜けはないし、バルブ、ヘッド、シリンダーを確認しても
傷はなさそうだから一安心。
ここまでの作業の所要時間は約30分。
モンキーって、ホントに簡単に弄れて、大人のオモチャにするには最高だわ。
後は、部品を手配して正しく組み直すだけ。
ただ、Oリングだけ購入できるのかねぇ~?
それと、キャブレターの調整が悪いのか、チョークを引かないと走らないらしい。
それって完全に燃料不足状態。
特に、冬場だから空気密度が高くなってて、酸素は沢山取り込めてるのに
ガソリンが少なすぎるから、キャブレターを調整しなきゃなんない。
せっかくだから、カーボンが付着したヘッドも綺麗に磨いたり、
バルブクリアランスは調整してみるか・・・。
個人的には、排気量アップしてハイコンプピストン入れて、ハイカムと
ビッグバルブを組んで、ポートを拡大&鏡面仕上げして、ビッグキャブに
交換してカリカリのエンジンにしたいのぉ~!
ま、そうなりゃミッションもクラッチも足回りも全て手を加えなきゃなんないし、
チョー違法改造になるから公道では乗れなくなるから、ここは我慢我慢。
ってか、これ上司M様のバイクだしぃ~!