数日前、行きつけのスキーショップから連絡があった。
「サロモンBBR8.9が来て、ビンディングを付け終わった」と・・・。
仕事帰りに10人の諭吉様と一緒にショップに行き受け取った。
店長から「コブで使ったらアカン、今度は壊したらアカン!」と言われながら。
家に帰って眺めると、改めて美しさに惚れ惚れする。
春に写真を見て一目惚れして迷わず注文。
他に類を見ないシェイプ、カラーリング、そしてコンセプト。
普通のスキーヤーから見れば、気色悪いデザインで、何をしたいのか分からない
板なんだと思う。
このスキーのデザイナーは、カイトサーフィンやサーフィンを嗜むサーフボードの
シェイパーで、かつてのクロススクリームなんかをデザインした人らしい。
だから、シェイプはサーフボードのウェストを削り取った感じ。
ちなみに、そのクロススクリームは使うことはないけど今でも持ってる。
これが、メーカーの口上の一部。
カイトサーフィン・ウインドサーフィン・サーフィンなどで、海や波の変化を一日中
楽しむスタイルをイメージし、雪の上でも、もっと自由に、スキー場や山全体を
ダイナミックに遊んでもらいたい、と考えました。そこで、マリンレジャーから
新しいヒントをもらい、スキーという遊びが本来持っている限りない自由さを存分に
発揮できるギアをめざしました。
私にとっては、これを手に入れずにして何を手に入れるのかってな感じである。
もう、何だか使うのが勿体なくて飾っておきたいくらい。
せっかくなんで、他の板と並べてみる。
独特なスタイルは他を圧倒するくらいの存在感。
左からBBR、2番目が先シーズン買って一発で曲げてしまった通常滑走用のID-ONE、
3番目がコブ&飛び用のサロモン・テンエイティ・フォイル、4番目がパウダー用の
K2・アパッチ・チーフ。
ん~、こうやって改めて見ると、実力技力体力が伴ってないことを痛感。
で、BBRの長さは春の試乗会情報を見ると186cmばっかりだったけど、典型的な
日本人体型の私には長すぎるだろうと思い176cmをチョイス。
それに、ホームにしてる山では、小回りが効く方が良いだろうし。
ビンディングは同じくサロモンのSTH- 16。
この板はグルーミングされた斜面でも気持ち良くカービングが出来るらしい。
だけど、私はこれをパウダーをメインとした不整地で使いたい。
これだけトップが広くテール側が細いと、パウダーでスピードさえ出せば
気持ち良い浮きと沈みが感じられるはず。
ただ幅が広いだけの板は、浮くんだけど物足りなさを感じてしまうから、
この板には期待しちゃったりしてるのである。
そして、手作りスキーラックは3台用だったから、4台用に作り直した。
あぁ、来年も物欲を抑えきれずに、スキーが5台になったらどうしよう・・・。
いよいよ冬も本番になって明日は雪が降るらしい。
いつでも来い、冬!
そして、70年前の今日は真珠湾攻撃があった日。
戦争はダメだと思うし、絶対にない方が良い。
だけど、戦わなければならないことがあるのも事実。
私は、幸せに暮らしてる時に、突然やって来た鬼畜に、「お前の家族を殺して、
お前の土地を貰って、お前を奴隷にするから!」と理不尽な要求を突きつけられて、
「かしこまりました!」と家族を差し出せるような人間じゃない。
どんな手段を使っても戦うだろう。
エロリストと呼ばれても・・・。
ちゃうちゃう、テロリストと呼ばれても!
そんなことを思いながら、ハイラックス君のタイヤをスノータイヤに交換した。
今の幸せな時代に生かせてもらえてることに感謝・・・。