今日、親戚へのお中元配りをしてて、その帰る途中、線路の脇やら踏切の近くやらに
多くの車が止まってて、その線路沿いに多くの人だかり。
しかも何台かのパトカーまで来ていた。
何か大きな事故でもあったんかいなと見てみると、これまた多くの三脚が立ってて、
高価そうなカメラが装着されていた。
近くにコウノトリは沢山いるけど、どう考えてもコウノトリの撮影であるはずがない。
とりあえず、何か特別な列車が走るに違いないと思い、少し離れた線路沿いの
良さげな場所に車を止めた。
物資が不足していた旧ソ連時代、ロシア人は行列があると、とりあえず並んでから
何を売ったり配給してるか確認してたらしいが、まさにその状態。
んで、調べてみると、「宝塚・城崎 電化30周年記念号の旅」ってのが企画されてて、
それで使用される車両が「サロンカーなにわ」と言われるものだってことが分かった。
そう、ここに集まった多くの人々は撮り鉄と言われるマニアの方々。
遠方から来られてる人も多いようで、昨日から豊岡入りしてる人もいたらしい。
ん~、ある意味、凄い経済効果があるんではないかい?
で、せっかくなんで、どんな列車か見ることにした。
車の横でカメラを構える私から少し離れたところで、間近で写真を取ろうと、
草むらに入り携帯電話を構え、撮影場所を念入りに確認する我が奥様。
君は何時から鉄っちゃんになったのだ?
しかも、ガラパゴス携帯電話だし・・・。
そうしている内に、我が奥様が連絡を入れて駆けつけた、我が奥様の実兄と義姉、
そして甥っ子。
揃って、草むらに入り間近で見ようとする。
いやいやいやいや、何、その俄か鉄っちゃんは・・・。
そして、私が写真に収めたのが下のもの。
携帯電話(古いスマートフォン)で撮ったから、それほど良い写真ではない。
それと、私にはこの列車の貴重さが分からなかった。
いや、鉄道マニアの皆さんを否定する気は全くない。
それどころか尊敬している。
私も、自分の趣味に共感してくれる人が少ないことは知っているし、趣味の世界とは
そう言うものだし、それだからこそ面白い。
ただ、今日の列車は、何だか綺麗な列車だなと思う程度だったのである。
鉄道マニアの皆様、ご理解くださいませ。
そして、下の写真が、齧り付きで撮った我が奥様の写真。
あの気合いは何だったのか?
ま、昔からセンスがないのは知っていたが・・・。
恐るべし、俄か鉄っつぁん!