(スキー16日目)
天気も悪くなさそうだったんで、コブを攻める気満々で出撃。
今朝の気温は低かったんで、朝一の1線のコブもカリッカリ。
んでも数本滑ると土が出だしたんで、早々に駐車場に戻って板をRe IsmのLA-Fに変更。
だって、モーグル板でコブ以外のコースをブッ飛ばすと、ブーツが雪面に接触して急減速。
それはそれは恐ろしい。
何度か死ぬかと思ったことを経験してるから、コブ遊び以外はコブ板なんて使えない。
で、昼ご飯を食べた後は、あちこちをブッ飛ばしてご満悦。
そして、最後の最後に、キッカーを飛び出した瞬間、板が外れて、今季初の転倒。
コブを滑ってるとこや整地を滑ってるとこ、そしてキッカーで転倒した
衝撃映像なんかをアップしてみたんで、お暇な方はご鑑賞くださいませ。
風切り音が鬱陶しいので、BGMを載せてます。
繋ぎ合わせはしてますが、スピード感を伝えるために動画速度の編集はしていません。
これが、スキーヤーが見ている世界なのでございます。
恐らく、コブでは迫力のある滑りをしている方だと思います。
真っ直ぐ滑ってるところは、クラウチングスタイルでスピードアップを図ってます。
一応、あちこちで飛んでます。
スピードも、ずば抜けてると思います。
恐怖は快感なのでございます。
痛みが気持ち良いのでございます。
板を外す動作は、自分で言うのも何ですが、かなりカッコイイと思います。
あと、5日で52歳になります。
4歳と2歳の孫がいます。
でも、ゴーグルを取らないと、知り合い以外は私がジジイだとは気付かないと
思います。
若い女性は、これに騙されます。
ゲレンデマジックと言うやつです。
でも、悪さをするほどの元気は衰退しました。
情けないことでございます。
で、私を含め、スキーヤーやスノーボーダーは、きっと頭がオカシイんだと思う。
自分自身でも、薄々、ひょっとしたら、もしかしたら、恐らく、私は頭が
オカシイんではないかと思っていた。
そして、自分目線の動画を見てると、それは確信に変わった。
滑ってて思うのは、まだまだスピードが物足りない。
斜面なんて必要なくて、完全なる自由落下を欲している自分がいる。
転倒して雪面に叩きつけられても、もっとスピードを求めて滑る。
脳がアドレナリンやエンドルフィンを求め続けるのである。
寒くてもスキー場に通いスピードに酔いしれ、空中に飛び出し無重力を感じる。