今日は休みだったんだけど昼過ぎまで仕事に行ってて、帰宅後の2時ごろから
柚子の収穫をした。
今年は、ミカンもたわわに実ったし、柚子はかつてないほどの実の生りよう。
ケースが一杯になったところで時間切れ。
あと、2ケース分ほど収穫しなきゃなんない。
出荷してるわけじゃないんで、欲しい人にタダであげてる。
でも、この柚子ってやつは採るのが大変。
柚子の木自身が動物から身を守るため鋭くて固くて長い棘を持っている。
男しては、ある意味で羨ましい。
・・・と思った諸兄も多いんではないかい?
ま、それは置いておこう。
んで、そんな柚子を収穫するには素手だと、間違いなく血だらけになるし、
分厚い皮手袋をしても、腕の部分が血だらけになる。
何より、手の届かないところに多く結実するから、高枝切りバサミが必須。
何百個も、高枝切りバサミで1個ずつ採るのは、物凄く時間がかかる。
そんな鉄壁の守りで実を生す柚子は、その棘で実を傷付ける。
今年は、あまり風が吹かなかったら肌の奇麗なものが多いが、台風なんかで
強い風が吹く年は傷が多く奇麗な果実にならない。
まさに、自虐の果実なのである。
ちなみに、そんな鉄壁の柚子の木だが、地表から1.5mくらいまでの葉っぱは、
見事にシカに食われている。
8本ある柚子の木は幹も太くなってて樹高も5mくらいあるから、シカに食われて
枯れたりはしない。
それにしても、あの棘だらけの木を食うシカも自虐の生き物である。