横好きオヤジの見聞録

何をやっても二流か三流で一流にはなれない下手の横好きなオヤジの日記

秋のカーニバル

五穀豊穣を願っての秋祭り。

今年は、その祭りの責任者。

「思往神社」と書いて「おもいやりじんじゃ」と読む、小さい神社の秋祭り。

お供え物の準備から神官と共に奉納など、昔から伝わる秋祭りの責任者を務めた。

以前にも務めたのに、すっかり忘れてしまっていて、以前の記録を辿りつつ、

人生の先輩方に教えてもらいながらの任務遂行。

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ちなみに、我が地区では、秋祭りの日の昼に地区民全員のBBQ大会をする。

小さな地区だからこそ、出来るイベントなのかもしれない。

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そして、そのBBQが終わってから、祭り太鼓の記録を残すためにビデオ撮り。

もちろん、私が叩くのではない。

私が保育園児の頃は、だんじりが各家を回っていたが、過疎化が進み担ぎ手が

いなくなり、子供が引くだんじりだけになってしまった。

太鼓は、その地の叩き方がある。

今、それを叩けるのは、1人の高齢者だけ。

だからこそ、音源を取っておこうと頼んで叩いてもらって、それをビデオ撮りした。

普通、駆け足、階段上り、練り、下り等々、叩いてもらった。

他地区との違いの説明も受けた。

この音源と言うか、動画があれば数十年先でも数百年先でも復活させることが出来る。

うちの父も知ってはいるが、年齢的に叩けない。

今日、この動画が撮れて良かった。

人の命の明日は分からない。

明日には、この音源が取れなくなるかもしれないのである。

何でもだが、記録ほど大切なものはないのである。

そして、そのついでじゃないけど、以前から気になっていたことも地区の高齢者から

聞いたり、残る文献から知ることが出来た。

こんな小さな地区だけど、玉谷と言う谷がある。

この玉谷には多摩谷神社がある。

そう、我が地区には思往神社と多摩谷神社の2つがある。

私は、思往神社の氏子なのだが、地区内と言うか近所の神社なので親しみもある。

この多摩谷神社がある玉谷は、出雲大社で使われた勾玉の原石が採掘された

地質学的に貴重な地。

出雲大社を中心とした文化に寄与しているのである。

更に、私の姓は〇〇だが、以前は別の姓だったのが天保の時代に、何かを切っ掛けに

今の姓になったらしい。

んで、以前の姓は「藤原」だったらしい。

それは、書き物に残っている。

いつの頃か、藤原を名乗ることは藤原鎌足と同じ姓だからと変えたらしい。

時系列やら言い伝えやら色んなことを総合的に考えると、玉谷は出雲大社に献上する

勾玉の原石を切り出す地で、そこには当時の都から工場長が派遣されていた。

その工場長の一家が我が先祖様らしい。

私は歴史にも疎いんで、藤原鎌足がどんな人物か知らない。

恐らく、派遣された工場長は藤原鎌足の親族の誰かのはず。

それが、当地に赴いて家族を持った後に生まれた藤原姓の数世帯。

そこで、何かがあって藤原姓をの一文字を変えて今の姓になったらしい。

ご先祖さんよ、何かやっちまったかなぁ~?

ってか、ま、藤原鎌足ってオッサンか、どんな人物か私は知らない。

ひょっとしたら尊敬するかもしれないけど、思想的に嫌いな人物かもしれない。

ただ、私のご先祖様は藤原鎌足の一族らしいってことが分かった。

近い内に、書き物を確認させてもらう予定。