昼前、梅雨空とは言え、嫌な蒸し暑さもなく、空気が気持ち良かった。
ってな訳、愛人・熟女Z様とクルーズ。
あ、勘違いされたら困るんで、ちゃんと書いておくけど、私が乗ってる車のことなのね。
平成3年式と、既に24歳と年老いた、32のフェアレディZ。
君が妄想欲情しているフェラレディではないのである。
ただ、この車をいつまで乗るかねぇ~?
いつかはナンバーを取り直して乗ろうと思って、コンテナの中に入れてるランクルの
FJ62がある。
これは、既に30年近く経ってるけど、保管状態も良く、これだけ状態の良いランクル62は、
日本国内でも少なかろう。
だって、ガソリン4000㏄で燃費が5~6㎞と悪く、幼い子供らの子育てに追われてた頃で、
乗ってられなかったから、走行距離も6万キロ台。
んで、肝心なフェアレディだけど、強い日差しもなく空気が気持ち良かったんで、
屋根を全開にして、オーディオも切ってエンジン音と排気音、そして地球の音を楽しむ。
神鍋高原の峠道でスペック値280馬力を爆発させる…つもりになる。
ま、実際は良いとこ28馬力くらいしか使ってないかも?
それにしも、24年前の車とは思えないほどの走行性能とパワー。
馬力の自主規制がなかったら、もっと凄いんだろうと思う。
走行中にアクセルを踏み込むと、猛烈な加速を見せてくれる。
峠道では、4WSが効いて高いコーナリング性能を見せてくれる。
ただ、4WSのためドリフトは出来ない。
いや、出来るのかもしれないが、私には恐ろしくて出来ないのである。
この車が開発されたのは、かのバブル期。
当時の日産が、莫大な開発費をかけて作ったんだと思う。
アルミ製の低いボンネットの中に、V6・24バルブDOHC・ツインターボ・インタークーラーが
収められ、サスペンション4WSは電子制御式のSuper HICAS。
整備性は全く無視されている。
室内は、ドアポケットもドリンクホルダーもない。
走るだけに特化されたような車。
あ、そうそう、こkのヘッドライトはプロジェクターで、数年で暗くて使い物にならなくなるけど、
デザインは秀逸でランボルギーニ・ディアブロに採用されている。
そんなフェアレディで神鍋高原を走り回る。
そして、夕方から降ると思ってた雨が降り出して、まさかのワイパー。
はい、すぐに屋根を付けましたよ。
小雨の中、屋根を付けてる姿は物凄くカッコ悪かった。
で、悲劇が起きた。
な、な、なんと、シートベルトが引き込まれなくなってしまった。
こないだから調子が悪いなとは思っていたが、ついに壊れてしまった。
また、都合が悪いことに、この車のシートベルトはドアに付いているのである。
だから、ドアを開け閉めするためにシートベルトが落ちる。
また、オークションで部品を探して直すとするか…。