(スキー12日目)
今日は昼前まで仕事してたんで、スキー開始は正午過ぎ。
昨日までの連休で、どっかの技選なんかをやってたみたいで、下のコース中央に
コブが出来ていた。
深さは大したことなくダラッとしてたけど、スピードを出しやすいピッチだったんで、
上のコースに行くことなく、ひたすらコブを滑りまくる。
何本か滑ってると、深さも出てきて絶好調!
でも、やっぱり今年は雪が少なくて、掘り込んでいってると、土が顔を出しかけた。
そして、時間も3時を回ったんで撤収。
んで、まずは、このRe IsmのLA-Fって板のインプレッション。
初めて履いた時から、何の違和感も感じなかった。
慣れたと言うか、履き込んだ今だと、なおさら違和感を感じず調子良い。
整地だとキッチリと雪を掴んでくれて、大回りでも小回りでもスムーズに弧を描ける。
ただし、柔らかくないから、しっかりと踏み込むか、スピードを利用して、エッジを
効かせる必要がある。
エッジを効かすことを意識しないと、トテテテテテっと流れちゃう。
なので、脚力の弱い人やスピードを出せない人には不向きかも?
不整地は、可もなく不可もなくって感じで、新雪深雪も滑れるけど、専用の板と比べると
当たり前だけど面白くない。
コブは、意外とイケちゃう。
板の剛性感が安心を与えてくれて、板が折れる心配をせずに突撃できる。
板がシッカリしてるから、コブからの反発力が早く伝わってきて、早く脱力できる。
なので、ヒョイと力を抜いてコブの頭を越えて直ぐに足を伸ばすと言う動きが
早目に出来るから、スピードも出せる。
次に、品質だけど、これは大きな問題あり。
安っぽい見た目は許す。
スキー板に豪華絢爛を求めないから、それで良い。
何が問題かってぇ~と、トップシートが弱過ぎる。
その、弱さが、今日も出てしまった。
そう、実は、履き始めて直ぐに、同じ様にトップシートの一部が剥がれて修理していた。
で、今日のトップシートの剥がれは写真のとおり。
テールのところがペロリンチョと剥がれてしまった。
ま、コブを滑ってる時に、テールが反対の板に当たったんだと思う。
コブなんか滑ってると当たり前だし…。
前は、トップ近くのサイドだって、それも板同志が当たって剥がれた。
そんな訳で、帰宅してから修理。
修理は簡単。
ヒーティングガンで温めて水分を飛ばし、接着剤を流し込み表と裏から木板を当て、
バイスで挟んで固定して放置。
ただし、テールは木板だけだとトップシートの端っこの丸くなってるところに沿わないから、
木板とスキー板の間にコルク板を挟む。
コルク板と言っても、発泡酒を買ったときに付いてきたコルクのコースターだけど…。
さて、これだけトップシートが弱い板は初めてである。
「Re Ism」は、あの奇人変人偉人天才の岩渕隆二氏がプロデュースしているだけに、
どうしても履いてみたかった。
乗るのは最高、かなり気に入ってる。
だけど、このトップシートの弱さは残念で仕方ない。
ま、使い物にならなくなるまでは、修理しながら乗るつもりではあるが、次にも「Re Ism」を
買うかと言うと、もう買わない。
この問題が解決されたら、また買うとは思う。
これだけ、修理が必要だと、使いたい時に使えない板になってしまう。
日本ブランドを応援したいし、買うなら日本製と決めてるんだけど、なかなか理想の
板がないのよねぇ~。
頑張れ日本!