横好きオヤジの見聞録

何をやっても二流か三流で一流にはなれない下手の横好きなオヤジの日記

一蓮托生

梅雨はオープンしたけど、モーニングから気温はイールがクライミング

まいっちゃうよねぇ~!

と、ルー語を使ってみても、人間関係が冷めるだけで空気が冷たくならない

今日この頃。

そろそろ咲いている頃かと、蓮の花を見に出かけてみた。

残念ながら、まだ時期早く僅かに咲いていただけ。

あと、10日もすると満開になるかもしれない。

蓮はヒンドゥー教仏教の、それぞれの教えの象徴とされるだけあって、

見ているだけで心地良い。

2011791

ヒンドゥー教では、泥から生え気高く咲く花、まっすぐに大きく広がり水を弾く

凛とした葉の姿が、俗世の欲にまみれず清らかに生きることの象徴と

されていて、性典では女陰の象徴らしい。

仏教で言う本来の蓮は睡蓮らしいが、蓮の花には変りない。

一蓮托生と言う、死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって

身を託すと言う考えは、おとぎ話ではあるけど心休まる思想である。

そして、湘南乃風の「睡蓮」を口ずさむのである。

カラオケボックスなら絶叫するところだが、こんなところで絶叫した日にゃ、

農作業中の人が集まってきて緊急通報されるの間違いない!

2011792

そんなこんなで蓮を見ながら、数日前に見つけた現役最高齢の助産師さんの

ことが書かれた記事を思い出した。

人が生まれてくることの意味。

人が人として生きることの意味。

人が人として人を育てることの意味。

人が人として人らしく死んで行くことの意味。

そんなことを考えさせられる。

こんな人の言葉を幼児期から教えられる社会になれば良いのにと思う今日この頃。

以下がその記事の一部。

もし、時間に余裕があれば目を通して欲しい。

 現役最高齢の助産師・坂本フジヱさん(87)は、64年間にわたり、お産という“命の瀬戸際”に立ち会い続け、4000人の赤ちゃんを取り上げてきた。
「生後3日はお乳は出ない。1滴か2滴です。だからいまのお母さんは乳が出えへんから飲まさんという。このときに吸わさんと、お乳がパンパンに張ってきても飲みません。お茶碗の糸尻に吸いつけというのと同じです。ふにゃふにゃのときに含ませて練習させるのが大事です。
赤ちゃんは自分で吸って吸って、自分の口に合うようにお母さんの乳首を形成するんです。赤ちゃんは賢いんやで。無駄な動きはひとつもない。お乳が出とらんのに、一生懸命吸う。神の仕業やな、これ。
男の人は女の人になんやかやするときは、いちばん先にお乳ひねくるでしょ。それとキスするやろ、口に。赤ちゃんもね、栄養もらってるだけではなしにセックスの勉強してんねん。
お乳を吸うことによって性の遺伝子、潜在意識を目覚めさせて、やがてきたるべき14~15年先の思春期に向けて勉強してるの。お乳を吸って、自分も大事にし、相手も傷つけんようにすることを勉強してる。
その経験がないと、思春期の性欲がいちばん強い時期に相手を傷つけたり暴走することになる。ことに男の子はセックスに対する強烈な欲求を抱くことになる。男の子の性衝動は排泄欲です。溜まったら出しとうなる。小便と同じです。それを制御なしに、暴発させる。
女の子も、援助交際に走ったり、いびつなかたちの性を求めたりする。
そうならないために、とにかく母親は赤ちゃんを抱く、ハグする。これが成人しても、心の安らぎを覚えさせるんです。愛というのはまず相手を尊敬し自分も尊敬される関係で成り立ちますよね。お乳を吸うことでこれを学習してるんです。
セックスはやりたいときにやったほうがええ。ことに女の人は、子供ができたらセックスは疎ましいという人がいてる。夫がそばに寄ってくるのも疎ましい。これはあかんです。
いまの奥さんは子供ばっかりに集中しますが、子供も、息が詰まってる。反逆も、しとうなる。それより、セックスして夫婦仲良うすることが大事です。これが子育ての基本です。
小学校5年生の女の子がやってきた。『いつお母さんがおらんようになるか、心配でしょうがない』という。かわいそうでしょ。話を聞いてみると、お母さんと お父さんがしょっちゅう喧嘩してるお家やった。子供はお母さんがいちばん好きです。子供のためにも、夫と仲良うせんといかんよ」