ガレージで整備をしていた車だが、めでたく乗れるようになった。
手に入れてから約3ヶ月、ようやく乗れるようになった。
新たに手に入れた車はフェアレディZで型式はZ32。
マイ・フェアレディ、私の可愛いお嬢さんと言ったところか…。
あ、でも、平成3年式だから既に数え年で18歳。
お嬢さんと言うより熟女だな…。
で、このZ32はまさにバブルの申し子。
それはそれは無駄な作りの車。
重い、大きい、3000ccと言う大排気量、ツインターボ、Tバールーフ。
しかもハイキャスなんて言う4WSまで付いてる。
MTが欲しかったけど、高かったんで手に入れたのはAT。
ホントは、MTの初期型GTOが欲しかった。
直線番長と嘲られるGTOは、今でも乗ってみたい。
ただ、不人気車だけあって出回っている部品が少ない。
その点、Zは部品が豊富に出回っているから古くても維持費用が
安く済むからZにした。
ま、このスタイルは嫌いじゃなく、むしろGTOより好きだし・・・。
しかし、この車は、とてもじゃないけどスポーツカーとは呼べない。
個人的にはスポーツカーって、アルトワークスみたい車だと思っている。
あの小さなボディに4バルブDOHCエンジンを積み、フルタイム4WD。
タイトな峠をパワーバンドで走らせたら、面白くてチョー気持ちエエ!
大きい、重い、280馬力と言う筋肉バカなZを、アルトワークスと
同じように扱える技術を持ち合わせてない。
んなわけで、Zはマッチョな有り余る280馬力中の28馬力を使って、
ノンビリとクルーズしようと思いATにした。
それと、どんな車でも、MT車は何かしら手を加えられているけど、
AT車はあまり手を加えられない。
このZも、ターボタイマーとETC、そしてジャストサイズのホイールタイヤが
付いてただけでのノーマル車。
静止状態からのフル加速では、ATが2速で軽くホイールスピンをするし、
スキー場の広い駐車場でパワードリフトをしてみると、面白ように、
クルクルスピンが出来た。
ただ、純正リヤスポイラーがウレタン製と言うこともあり、経年劣化で
芯材が錆びてスポイラーを割ってしまっていて、その錆がリヤゲートの
一部を錆びさせていた。
それを取り払い、ようやく到着したFRP製の社外製のリヤスポイラーを
自家塗装して装着する予定。
しばらく、日頃の足として乗ってみようと思う。
燃費の悪さが恐ろしいが…。
こんな車を今の時代に手にした私は、やっぱりアホか?
ってなわけで、テストドライブとして、ハチ北まで行ってみた。
咲いているザゼンソウでも見にいってやろうと思って。
が、この3日間で50cmほどの積雪があったみたいで、ザゼンソウは雪の下。
そんなわけで、残雪をバックに、マイ・フェア・熟女の写真をパチリ。