ちょっと前から若手同僚T君からバイクの引き上げを頼まれていた。
2年ほど前から若手同僚H君のマンションの駐輪場に置きっ放しにしてて、
何とか処分して欲しいとの依頼。
そりゃ他人様のマンションの駐輪場に置きっぱなしはイカン!
身内への迷惑はまだしも、他人様に迷惑をかけるのはイカンイカン!
ってな訳で、どんな状態なのか分からないけど、欲しい人を探すとか鉄屑業者に
出すとか決めずに、とりあえず私のガレージに回収。
それにしても、今までマンションの管理人さんは何も言えへなんだなぁ~。
で、持ち帰って観察すると、錆や傷みはさほど酷くない。
約2年、放置してあったらいいけど、空気の抜けたタイヤを膨らまして、
キックを10回ほどしたらエンジン始動。
そのまま、車庫前で走ってみると、全く問題なく快走。
さすが、スーパーカブ。
世界で一番の頑丈なバイク。
ちょっとやそっとの放置では死なないのである。
ただ、ハンドル周りに大きな違和感。
まず、ハンドルにガタつきがあるのと、ハンドル右側が上向きに曲がっている。
若手同僚T君に電話して聞くと、事故したことがあるらしい。
一応、バイクショップで直してもらったみたい。
私的には要所は放っておいて見てくれだけ治して修理代を儲けたとしか思えない。
これも乗りかかった船、とりあえずハンドル周りを分解。
ん~、あるべきはずのボルトが1本ない。
写真のドライバーで指しているいるところのボルトがなかった。
反対側のボルトはあったけど緩んでた。
んで、ハンドルを外してみるとハンドル取付部も変形していた。
ここは何とか力技で修正。
ハンドルは写真では分かり難いかもしれないが、右端が左端に比べて2cmほど
上がっている。
しかも上がっているだけなく、手前にも曲がっている。
これを修正するのは至難の業であるし、私にはその技がない・・・。
まずは、ハンドルの価格を調べてから考えることにしよう。
既に、我が家で生き返らせる気が満々状態。
それにしても、さすがは世界のスーパーカブ。
是非とも、次回のジブリ作品はスーパーカブを題材に作って欲しいものだ。
カブ朽ちぬ・・・生きねば。