朝、4時半に起きてテントを畳んだ。
荷物を片付け、洗面を済ませて出発したのは5時過ぎ。
まずは、今日の目的地である高知を目指した。
6時半頃に高知市内に到着して、伝説?の「はりまやばし」を見た。
ま、ハッキリ言ってショボイ!
これを見るのは2回目なんだけど、何だかなぁ・・・。
ってことで、次に高知城を見ようと思って行くと、開園は9時から。
駐車場に着いたのが7時頃だったんで、出直すことにして
後で行く予定だった桂浜に行った。
以前は、バイクで走っただけで、浜を歩かなかったんで
知らなかったんだけど、うちの方の海の浜と砂が別物。
砂と言うより、砂利が細かくなった感じ。
以前も思ったんだけど、同じ海でも、やっぱり日本海と違う。
明るく感じるのである。
眺めながら思ったんだけど、太陽の位置かもしれない。
太平洋は太陽を目に海を見るのに対し、日本海は太陽を
背にして見ることから海の色が違うように見えるのかもしれない。
で、坂本竜馬が、ジョン万次郎が見た太平洋を見ながら、
私も心の中で叫んだ・・・。
「欧米か?」
常識人である私には、声を大にして叫ぶことは出来なかった。
な~んて、アホなことを思いながら、そこそこの時間になったんで
高知城を見に行った。
天守閣まで登って、時の権力者のように城下町を見下ろした。
それぞれの国を治めた権力者って凄かったんだねぇ~。
まぁ、あり得ないことだけど、もしも自分がそんな立場になったら、
国は二日も持たないだろうなぁ・・・。
飾ってあった。
袖口から手を入れ、腋の下辺りをくすぐってやった。
どうだ、仲間由紀恵、間接的だが触ってやったぞ!
くすぐったいだろぉ~?
ウケケケケ。
アカン、変態になって行く自分がそこにいる・・・。
そんなことをしながら高知城を後にして四万十川の河口を目指す。
太平洋を見ながら延々と走る。
カツオふれあいセンター黒潮一番館でカツオのタタキ定食と
刺身を注文して食べた。
愛想の良いオバちゃんたちが目の前で新鮮なカツオを捌いて、
それを屋外で藁で焼いてタタキにしていた。
それを「見ますか?」と声を掛けてくれて、全て見せてくれた。
美味しくて、お腹が空いてて、一気に食べてしまった。
ご飯が少なくなったところで、お湯を持って来てくれて、カツオを
乗せて茶漬け風にして食べるんだったらしいが、時既に遅く
カツオもご飯も完食。
オバちゃんは、ゴメンと言いながら、サービスで新しいご飯と
カツオを持って来てくれて茶漬けにしてくれた。
いやぁ~、美味かったし、お腹はパンパン。
もし、近くに行ったら、ここは行っておくべきである。
美味しし、安いし、サービス満点だし、オバちゃんは良いし、
大満足間違いなし。
私たちの他にも3組のお客さんがあって、内の若い女性4人の
グループは北海道から来たと言っていた。
河口に到着。
今度は、そこからひたすら川沿いに北上。
途中、沈下橋に立ち寄ったりしながら、険しい道を走る走る走る・・・。
夕方、ようやく松山に到着。
とりあえず、道後まで行き、聖徳太子も入った(かもしれない?)
道後温泉本館で入浴。
週末の夕方と言うこともあってイモ洗い状態。
狭いし、湯は汚いし、毎日入浴している地元高齢者のマナーは
悪いしで、ここは二度とゴメン。
女風呂の地元高齢者のマナーは、更に最悪だったらしい。
こんなところは、外から見るだけで入るもんじゃないと実感。
お腹も空いてるんで、近くの店に入って夕食。
店の名前は忘れたけど、ここもなかなか美味しくて量が多かった。
車を運転しなきゃならないんで酒はお預け。
で、とりあえず今日は郊外に離れて野営。
明日の観光に備える。