マイホーム・ゲレンデのオクカンは、人工雪コースしか滑られない状況だけど、
こないだ来た新たな相棒を使ってきた。
平成23年歌会始のお題 「葉」だけど、私の平成23年板会始のお題は
「板」なのである。
もちろん、一発目から全開なのはいつものこと。
で、その新たな相棒の ID one FR-XP の感触。
ま、いつものことだけど、新しい道具の使い始めは違和感を感じる。
今まで使っていたサロモン・1080・フォイルなんか、失敗したと思った。
で、このXPは・・・。
アレ?、アレ??、アレレのレェ~???
板全体が雪を掴んじゃってる・・・。
私って、こんなに上手かったのかって思うくらい、思い通りに動いてくれる。
1080なんか、ピーキーな小排気量2stエンジンのモトクロッサーみたいな
クセの強いジャジャ馬的だった。
パワーバンドは狭いけど、そこで乗ってると最高に楽しいって感じだった。
このFR-XPときたら、高回転まで回る4stエンジンのスーパーバイクって感じ。
コース端っこの荒れたところを、わざと雑に滑ってみたりしたけど、
全く不安なく着いて来てくれる。
いくら天然雪が乗っているとは言え、所詮は人工雪コースだから、
パウダーや急斜面やコブでの感触ってのは、まだこれからだけど、
物凄い優等生って感じの板である。
悪く言えば、クセがなさ過ぎることか・・・。
ジャジャ馬的な感じがなくって、物足りなさを感じてしまう。
ただ、ブーツも新調したから、純粋な板の評価ではないのも事実。
で、ブーツの感触だけど、もう少しシェルが柔らかい方が好き。
ってか、これでも十分に柔らかいんだろうけど、私の場合はバックルが
外れない程度にユルユルで留めるくらいの、足首がフニャフニャ
動くくらいのが好きなだけ。
理由は、コブとかで、足で吸収する技術がないから、板のトップが勝手に
持ち上がって吸収してくれるようにしてるだけ。
そう、屁堕落滑りなのだよぉ~ん。
そんなこんなと滑ってると、やっぱり今日もOさんとTさんに会った。
恐るべし、オジ様たち。
ってか、一般的にはオジイ様たちと言うんだろうけど。
町内のOさんはともかく、お隣府K市A町から通うTさんに恐れ入る。
あ、でも春から秋までそこの海に通う私も同じようなもんか・・・。
Tさんには、春になったらシーカヤックを教えてもらわなきゃなんない。
Tさん、よろしくお願いしまぁ~す!
かくして、板会始の儀は粛々と終わった・・・。
♪人の手で 造られ延びた白であれ 足下の板 悦びくれる♪