10年前、娘は自分の夢を追いかけて地元の高校ではなく、他県の高校に進学。
何とか、3年生で念願かなって全国大会の晴れ舞台を走ることが出来た。
僅か3kmほどの距離を走るために3年間も努力を重ねていたことは、
こんなアホな親でも感じていた。
この春、同じ中学校を卒業した友人の娘さんが同じ夢を追いかけて、
同じ高校に進学された。
そして、偶然にも同じ寮の同じ部屋に入っておられる。
今日、1枚の写真を貰った。
10年前、15歳の女の子が自分に喝を入れるために書いた張り紙。
その部屋には今も剥がされることなく残されているらしい。
写真で知った壮大な決意。
ここのところ、楽な生き方や楽な人生の終わらせ方ばっかり考えていた
自分が情けない。
残りの人生、もっと濃く生きてやろうと自分に喝を入れる。
仕事にしても遊びにしても社会貢献にしても・・・。
ただ、孫を連れてきては私達に任せてコタツに入って、お笑い番組ばっかり
見ながらゴロゴロしてる娘を見ると、せっかく自分に入れた喝が
萎えるんですけどぉ~!
愚息の意外な細やかさと、娘の大胆不敵さを足して2で割ることが出来たら、
さぞかし私の人生は楽になったであろうと思う今日この頃・・・。
ん~、やっぱり人生は楽して苦もなく生きられるのが良いなぁ~。