村岡であった三浦雄一郎氏の講演会に行ってきた。
ま、会場は我が家から30分ほどの近いところ。
そして、ハチ北スキー場の開発に尽力され、冬だけだけど数年間を家族ごと
村岡で生活されていた。
テーマは「わたしとハチ北と冒険と」ってなもので、その人生を淡々と語られた。
80歳にしてエベレスト登頂を成功されたし、若い頃から凡人には出来ない冒険を
実行されてきたんで、さぞ体調管理とかもキッチリとされてきたんだろうと思っていた。
・・・が、全く反対で健康管理など全くされてこなかったようである。
酒を飲みたいだけ飲み、肉を食いたいだけ食う。
ただ、目標を定めてからのトレーニングはキッチリされたみたい。
そして、医師も良くて車いす生活と告げるほどの大怪我を自力で治す。
さすが、超人は違うわ!
講演会で最も印象に残った言葉は「年寄り半日仕事」だった。
80歳と言う年齢に合わせて、若い人なら1日で進むところを半日とし、残り半日を
心身の休息に使うと言うもの。
そのことが80歳でエベレスト登頂を果たせた秘訣であると・・・。
私も、年齢を考えると、頑張るのを半日にして、心身を休めることが必要かもしれない。
ん???
誰か、「若い頃から、半日も頑張ってへんがな!」と言ったかい?
ま、とにかく、スローがあってこそ、アグレッシブになれるってことなのである。
講演会の写真撮影は禁止されていたんで、ホームページの写真を拝借。
明日は一緒に登山するイベントもあるんだけど、地区の行事(草刈り等々)があるんで
残念だけど不参加。
講演会が終わって帰宅してから、オッサン同僚U田くんに渡す原付スクーターの整備。
エンジンを掛けてみると、吹き上がるんだけどアイドリングが出来ない。
症状から、間違いなくスロージェットの詰まり。
ま、長いこと動かされてなかったから、あって当たり前の症状。
なので、キャブレターを少しだけ分解してジェットの清掃。
このバイクの良いところは、シートを外したらキャブレターにアプローチできることと、
インテークマニーホールドのネジを外すだけでジェットを外せること。
もちろん、本職さんは絶対にしないと思う。
で、スロージェットは予想通り濃縮されたガソリン成分が塊となって詰まっていたんで、
ちょちょいと掃除。
メインジェットに問題ない分かってたけど、ついでに外して清掃。
この時に便利なのが、ギターの弦を張り替えた時に切った余った部分。
ジェットの1~3弦が使えちゃったりする。
更に細い穴を掃除する時は、荷札の針金なんかが良い。
組んでキックすると、吹け上がりもアイドリングも快調快調絶好調!
スローが安定してるってのは良いねぇ~。
やっぱり、何事もスローあっての物種なのである。