今宵は秋祭りの宵宮。
早いもので、今年も秋祭りが来た。
1年なんて、アッと言う間である。
Time flies.
光陰矢の如しなのである。
時間を無駄に過ごしていないだろうか???
いや、無駄ばかりの人生と言われても仕方ないくらいの無駄尽くしか・・・。
で、秋祭りの起源は、言わずと知れた、日本人の主食である米が秋に収穫されることから、
それを祝い、五穀豊穣を願い神に奉じたものである。
しかし、純粋な五穀豊穣を願うだけの祭りかと言うとそうでもない。
幕府や領主の厳しい統制下にあった江戸時代の農民にも、氏神の例祭、寺の法会や
講などの宗教的な行事だけは、集まって飲み食いすることが許されていた。
ま、簡単に言うとガス抜きである。
幕府や領主が、自分達に対する不満のガス抜きに使っていたのである。
正月、初午、節句、彼岸、夏祭、お盆、秋祭りなどの年中行事が、ガス抜きに
利用されていた。
特に、今とは違い単調で抑制された生活だったはずなんで、盆踊りと秋祭りの神輿や
だんじりなどは、トランス状態になれる楽しみだったはず。
そんな訳で、今の時代でも秋祭りになると田舎モンは血が騒ぐのである。
で、秋祭りとは関係ないが、時間が出来たんで、こないだ買った蕎麦打ちセットを
ついに出動させてみた。
なんせ初めての蕎麦打ちなんで、教材通りにやってみた。
なので、蕎麦粉7割りに対して中力粉3割り。
ま、上手く出来たかってぇ~と、それほどでもない。
ただ、やっぱり打ち立ての蕎麦は美味いし、何となく出来そうなんで、近い内に
新蕎麦が収穫されて香り高い蕎麦粉が市場に出回るんで、十割り蕎麦を打つつもり。
ってな訳で、蕎麦打ちも趣味の一つに加えようと思うのっ!