クルマ雑誌のニュース欄に載っていた気になる記事。
お題は「本当かナ。愛車が救急医療室に変わるという話」だった。
フォードが開発したシステムSYNCに健康管理機能を追加するらしい。
記事にはなかったけど、救急病院まで自動運転機能もあるみたい。
って言っても、まだ開発段階らしいけど・・・。
でも、これが現実になったら、アメリカのテレビドラマ『ナイトライダー』みたい。
そうなると、救急医療システムが物凄く変わるだろうなぁ~。
日本にも、こんなシステムが導入される日が来るんだろうか?
去年、携帯電話をムーバからステップを飛ばしてホップジャンプして
スマートフォンにした。
そして、すっかりアンドロイドに生活リズムを握られているんだけど、
これからはクルマの運転中もスマートフォンにコントロールされるように
なるんだろうか・・・。
でも、昭和や新しくても平成3年のクルマに乗ってる私には無縁かも???
これが、そのクルマ雑誌の記事。
クルマのマルチメディアシステムはさまざまな可能性を秘めているが、
「そこまでする?」と思えるような開発実験がフォードで進められていると
いう。フォードがドイツで展開するヨーロッパ・リサーチ・アンド・イノベーシ
ョンセンターは、ドライバーの心拍数などを計測できるシートの開発に着
手している。
シートに設置されたセンサーがドライバーの心拍数を計測し、異常が
認められた場合はフォードのインカーマルチメディアシステム(SYNC)を
通じて速やかに救急車などに連絡をとる、というシートだ。フォードによる
と「持病があったり体調不良だったりするドライバーにとって、安心してク
ルマを運転できるデバイス」なのだという。
心拍数モニターは、実はフォードが考える総合的健康保持機能のごく
一部にすぎない。フォードでは、SYNCをブルートゥースを使って他のデバ
イスとつなげる将来像を想定している。たとえば、クラウドベースのインタ
ーネットサービスやスマートフォンフォン・アプリケーションと連動させ、各
種の医療サービスをクルマの中で受けられるシステムを構想している。
糖尿病を抱えるユーザー向けには血糖値モニター、喘息管理ツール、ア
レルギーに苦しんでいるユーザーにはアレルゲン警告システムなども含
まれる。
フォードによると、アメリカだけではなく世界的に平均寿命が延び、高齢
化社会が到来することは予測済み。その中でこうしたサービスはインカー
マルチメディアのメインストリームになるという。
ドライバーが運転中に意識を失って重大事故に--という悲劇はしばし
ば起きている。そうした実態を考えれば、車中でドライバーの健康状態を
チェックするシステムは役立つだろう。だが、クリアしなくてはならない課
題は多い。
たとえば、”クルマを運転すると人格が変わったかのように興奮しやすく
なるパーソナリティ”のドライバーは確かに存在する。そうした生来の気質
上の問題で心拍数が上がった場合、モニターが異常と判断して救急車に
通報したらどうなるか・・・・・・。また、個人の医療情報がネットをとおして外
部に漏れるのではないか、といった個人情報の流出を懸念する声もある。
一部の米メディアではこの計画をちゃかして「いっそのことロードレイジ
(運転中の些細なことで興奮するキレやすいドライバー)を察知して、そう
いうドライバーのエンジンを一時的に切るようなデバイスでも開発すれば
?」といった議論も見られる。
クルマの発展型が”着座したドライバーの不調などをチェックしてくれる
セミ医療機械”となる可能性はゼロではない。今後、フォードがどのような
実験を行い、実用化に向けての開発を進めるのか、注目が集まりそうだ。
で、これはインターネット上の関連記事。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110609/bsk1106090505001-n1.htm
んで、これが、そのシステム。
ところで、この記事を行きつけの車屋さんで読みながらスマートフォンで撮って、
それを帰宅してからテキストにしている努力を、何人の人が気付いてくれて
いるんだろう・・・。