横好きオヤジの見聞録

何をやっても二流か三流で一流にはなれない下手の横好きなオヤジの日記

残心

今日は豊岡で開催された親善少年武道大会に審判&引率として参加。

なんせ、朝8時30分の定時まで仕事だったんで、仕事明けと同時にロケットスタート

会場に行って受付して、既に到着して稽古を始めている子供らと合流。

特に、その中で、今日初めて試合に出る子供が2名。

幼稚園の頃から、大き過ぎる防具を付けてヨロヨロしながらも勤勉に稽古を続け、

初めての試合に出場。

何でも、普段は早く起きれず無口なのに、今朝は早起きして喋りまくってたらしい。

緊張してハイテンションになっていたんだろう。

1回戦敗退だったが、「もっと、やりたかった!」と言っていた。

恐ろしく心強い言葉…。

これからが楽しみな小学1年生。

そして、もう1人は、この4月から始めた小学6年生。

小学生として残された時間は、たったの1年。

なので、かなり無理して短期間で防具を付けるところまで持って行き、そして今日の

試合に無理くり出場。

6年生と言うことと、元々頭が良いのであろう、覚えが早い。

ただ、気質は元気がない。

と言うか、今まで、こう言った格闘技をしてないから、仕方ないと言えば仕方ない。

試合に出るかどうかは、直前まで本人と保護者の判断に任せていたけど、出場を決意。

最初から、「勝てることはまずないです。」と保護者にも伝えていたとおり1回戦敗退。

ただ、6年生の君が3年生や4年生にボコボコにされながらも、稽古に励み努力する姿は

誰もが知っている。

中学生とか高校生になった時が楽しみである。

剣道には残心と言う礼儀と言うか作法と言うか概念がある。

説明すると長くなるし、説明しきれないし、説明するほどの知識も持ってないから、

詳しくは検索して下さいませ。

ただ、この2人に、今までの稽古と、今日の試合で残心ってなことの一部を

伝えられたかもしれない。

ま、私が残心を知ってないかもぉ~!

何をしても、心ここに在らず…。

んで、中学生は、残念ながら優勝を逃し、最高で2位。

ただ、試合内容は悪くはなかった。

もちろん、見事に悪いところが出て負けてしまったんだけど、まぁまぁ頑張ってたと思う。

とは言え、1回戦で負けたY、明日はシゴキじゃ!

ベスト8で終わったS、手関節を骨折してての出場なら許す。

そして、意外や意外、ベスト4まで入ったY、センスが良いのか当ててるのに取れない。

もっと、自信をもってアピールしたら良いぞ。

準優勝に終わったI、取られた1本は仕方ない。

あれになったら、そこから防御に入るのは難しい。

ただ、その後の数本が入っているのに、審判の旗を上げさせられないのが残念。

その他、勝ち進めなかった中学生も頑張ってた。

こんだけ、偉そうに言っている私はどうだってか?

んなもん、出来るはずもなかろう。

見る言うは易し、行うは難し。

ってか、行うことを行いませんので…。

私にはあるのは「残心」ではなく「痴呆」なのである。

強いて言うなら「残尿」ってなところか?

2015614