今日は第13回植村直己冒険賞の授賞式があった。
幸いなことに、仕事も休みだし特に予定もないから参加。
本賞は受賞候補者が辞退されたらしく、今回は特別賞の授賞式。
本賞を辞退されたのは明らかにされなかったけど、過去に大きな不幸があり、
受賞を拒否されたらしい。
きっと、同行者とかが亡くなったんだろうと推測する。
で、今日の特別賞受賞者はヨットマンとして有名な堀江謙一氏。
授賞式の後、記念特別講演があった。
さすが、一流の人。
とても70歳に思えない若々しさと、ユーモア溢れる話。
いとも簡単そうに過去の冒険の軌跡を話されていたが、絶対に簡単な
ことではなかったはず。
緻密な計算と、苦難の末に手に入れられた栄光であることは想像に容易い。
一流とは・・・。
己の功績を自慢しない。
己の努力を誇示しない。
己の軌跡を特別なことと口に出さない。
己を認めろと愚痴を言わない。
己を出来る人間だとは思わない。
やはり、人が認める人間てのは小心者でありながら大きな人間である。
自分は二流か三流と思っていたが、それは思い違いだった。
65億流だな・・・。