横好きオヤジの見聞録

何をやっても二流か三流で一流にはなれない下手の横好きなオヤジの日記

笑いたければ笑うがイイさ・・・

仕事を終えて用事を済ませて、帰宅したのが10時前。

朝食をギャル曽根のごとく流し込み、道具の準備をしてGO!

今季初の凧遊び。

葛の浜に着いたら、風は良い感じだけど、波がザッブ~ン。

こりゃ、私には無理かなと思いつつも入りたくて仕方ない。

北東の風なんで、サーファーに迷惑掛けちゃ悪いんで、風下から

入ることにしたんだけど、浜は恐ろしいほどのゴミゴミゴミ・・・。

カイトを上げたり下ろしたりする場所がない。

かと言って、片付けてスペースを確保しようにも、大量のゴミの

前では象のウンコを転がそうとするフンコロガシみたいなもんで、

とっても無理。

これじゃあ、観光地としてやってけないだろうなぁ・・・。

♪あ~あぁ~、丹後半島、ゴミ景色ぃ~♪

20085121

で、浜を眺めてると、少し小天橋側に行ったところにスペースを発見。

去年もハイラックス君で進入してた辺りだし、サーファーもいない。

じゃ、今日もそこに行きましょかいなと4WDモードに入れて

砂浜に入った途端、ズルズルズルリンと車がスタック。

実は、今まで履いていたタイヤはマッドテレーンだったんだけど、

山が減っちゃったんで、ガレージの奥で眠ってたチョット細めの

オールテレーンに替えた。

タイヤが変ると、こんなにも差があるのねぇ~なんて思いながら、

ルフレスキュー開始。

スコップを出してタイヤの下を掘って、拾ってきた板を敷いて

脱出を試みる。

何度も何度も同じことを繰り返す。

1時間ほど頑張った。

潮風が、汗が、涙が塩辛い・・・。

これこそが、名言「涙は心の汗だ!」状態か?

少しずつだがバックするものの、そこから5mほどが登りに。

いよいよ行き詰まり、セルフレスキューは諦めようかと思い、

まずは近くの海でサーフィンをしていそうな若手同僚のT君に

電話をするが出ない。

ひょっとして寝てるのか・・・。

確かに彼は寝てしまうと起きないなからなぁ~。

次に若手同僚K君が休みで海にいることを願って電話。

やっぱり出ない。

ま、K君は普通なら仕事だし、来月には莫大な借金を抱えたまま

結婚するほどの、男気のある男の中の男だから忙しいんだろうなぁ。

こりゃ、JAFでも頼まなきゃなんないかなと思ってたところに、

サーファーのお兄ちゃん達が登場。

真っ黒に日焼けしたナイスガイな3人。

「押しましょうかぁ~?」と爽やかに声を掛けてくれた。

お言葉に甘えて手伝ってもらうことにして、こんなところで

スタックするなんて不思議なんですよねぇ~と言いながら、

アクセルを踏んでみる。

すると「前輪、動いてませんよ!」の声。

私は、即座にそして華麗に車から飛び降りた。

それは、まさに白馬から颯爽と飛び降りる王子様のように・・・。

いやいや、ブルース・ウィルスのように泥臭く転げ落ちた。

そして、前輪のフリーホイールハブを確認した。

ゲッ、フリーになってる!。

こないだ、車検から帰ってきたんだけど、車検の時にハブを

フリーにしてあったみたい。

私は、年がら年中、ハブはロックしたままでフリーなんか

したことないんで、疑いもしなかった。

と言うか、考えもしなかった。

サーファーのお兄ちゃん達に笑顔で見送られながら、何事も

なかったように脱出した。

笑顔が素敵なナイスガイ。

笑いたければ笑うがイイさ・・・。

きっと、その笑顔はそうなんだろ?

心の中で、アホだコイツと笑っているんだろ?

でもね、ホント、ブログのネタを作るためとか、人を笑わすために

やってるんじゃないのだよ。

この普通の人が非日常だと思うことが私の日常なのである。

人生は冒険なのさぁ~!

20085122

で、脱出直前に、葛の浜の西側でカイトが1機上がってたんで、

そっちに移動した。

Dさんが華麗に海を疾走。

色々と教えてもらってるところに、Iさんが登場。

浜から華麗にジャンプして空中でボードを履いて海を疾走。

私は、ひたすら波打ち際を引きずられ、やっとスタートできたと

思っても、波にウェスタンラリアートを食らい撃沈。

やっと波を越えたと思ったら飛びたくないのに飛んで撃沈。

3時頃までそんなこんなを続けて帰路に就いた。

カイトの写真は、もちろん私ではなくDさん。

20085123