今日は仕事が休みだと言うのに、早く目が覚めた。
昨夜の酒のせいか喉が渇いていた。
昨夜はワイン約1リットルと焼酎約0.5リットル、そして缶ビール2本。
それだけしか飲んでいないのだが・・・。
コップ2杯の水で喉を潤し、熱いコーヒーを飲みながら新聞を読む。
窓の外は冷たい雨が降っている。
そして中年は思う。
今日、魚釣りに行こう・・・。
幸い、アセトアルデヒドが残存していないようで、脳は犯されず
頭痛も不快感もない。
いつもの魚釣りは、その日のご飯のオカズ釣り。
しかし、今日は食べるのが目的ではない。
魚との戦いをしたいのである。
もちろん、食べられるサイズが釣れたら食べる。
中年は竿を持って出掛けた。
まずは気比の浜と田結の防波堤に行くが釣れない。
思い切って、小天橋の水戸口に移動。
サンチャゴがサメと戦ったように、中年はフグと戦った。
本命の根魚が針に食いつくまでに、フグが食いつくのである。
サンチェゴが釣ったカジキを無数の巨大サメが襲ったように、
私の餌に無数のフグが襲い掛かる。
雨に濡れながら、風に吹かれながら、中年は半日ほど戦った。
帰宅後、犬の散歩に行き、魚の内臓を出し、唐揚げにしてもらい
骨すら残すことなく食らった。
明日は、雪が降るかもしれない。
娘の車のタイヤをスノータイヤに換えてやらなくてはならない。
娘が仕事から帰ってからタイヤ交換をした。
もちろん私は監視だけ。
手伝う気はサラサラない。
ただ、監視しておかないと危険。
娘にジャッキアップさせ、インパクトレンチでナットを緩めさせ、
タイヤ交換全てを本人にさせた。
なんて良い父親なんだ・・・。