今日もいつもと同じように朝に仕事が終わった。
そして、朝から従兄弟に力仕事を頼まれてた。
しかし、従兄弟の仕事の都合で予定が変更になって行かなくても
良くなった。
天気は最高!
こんな日はぁ~、家でジッとなんかしてられないのじゃぁ~!
ってなわけで、バイク(KMX)に跨って、いつものように水と
ナイロン袋とナイフの入ったリュックを背負って出かけた。
行き先は氷ノ山方面。
氷ノ山山頂に一番近い駐車場に到着したら、神鍋にある
パラグライダースクールの校長先生とそのご友人に遭遇。
朝からスズコを採りにきてたらしい。
車の中を見ると、大きな段ボール箱が数個あって、中には
採り立てのスズコが沢山。
彼らは、別の場所に行って、他の山菜を探すってんで、
そこで別れた。
せっかくなんで、私もスズコを採ることにした。
準備万端、リュックには何でも入ってる!
で、山の中にクマの如く入って採った。
と言っても、駐車場から100mくらいのところ。
そこで、十分すぎるほど採れるのである。
注意しなきゃならないのは、背より遥かに高い密集した
竹林の中なんで、採るのに夢中になってると奥へ奥へと
入ってしまい、気がついたら迷ってしまうこと。
何年か前も、氷ノ山への林道をバイクで走っていたら、
山の中からオジサンが目の前に転がり落ちてきた。
話を聞くと、仲間数人でスズコ採りに来てて、山で迷ってしまい、
数時間歩き回っていたところ、バイクの音がしたんで、急いで
山を走り下り、飛び出したらしい。
で、そのオジサンをバイクの後ろに乗せて、お仲間さんのいる
駐車場まで連れて行ってあげた。
ビックリするくらい遠くまで迷って移動してた。
駐車場に着くと、涙を流しながら一目散にお仲間さんのところに
走っていってたなぁ~。
よっぽど怖かったんだろう。
でも、オジサン、ありがとうくらい言ってくれても良かったのに・・・。
山菜採りは、そんなことがあるから要注意なのである。
そんでもって、今日は1時間ほどで100本近く採った。
要領は簡単。
この竹は、チシマザサとかネガマリダケとか言われる細い竹で、
この山では、雪の重みの関係で斜面の下方に向かって斜めに
生えている。
だから、下から採りながら上がろうとしても、歩きにくくて大変。
林道をある程度上がってから竹林の中に入り、下りながら
採れば良いだけのなである。
写真が、土から顔を出したチシマザサのタケノコ。
この辺の地方名でスズコ。
これ、美味し!
帰りは、林道走りを楽しんだ。
登りは少しアグレッシブに。
下りはエンジンを止めて風の音を楽しみながら。
そして、初物の二つ目。
今夜、家の近くの、いつもワンコを散歩させてる川沿いの道に
ホタルを見に行った。
去年より数日早くホタルのお出まし。
数えたら11匹いた。
平成16年の台風23号までは沢山いたんだけど、台風被害で
すっかりいなくなってしまった。
前は、新聞にも載るくらい沢山いて、満天の星が降ったようと
表現しても大袈裟じゃなかった。
年々、増えてはきてるけど、まだまだ少ない。
写真は、今年初めて見たホタルの淡い光。