今日は仕事から昼前に帰ってきた。
んで、お昼ご飯を食べてから、豊岡のアイティーで開催された
彼女とピアノ1台だけのコンサート。
始まって一番最初の歌、チベットの民謡だったと思う。
ピアノ演奏なしで彼女の歌だけ。
久しぶりに背中がゾクゾクッとした。
そして、訳もなく涙が出そうになった。
透き通る声と声量、そして胸の奥底に飛び込んでくるメロディー。
また、チベット民謡独特のものなんだろうけど、何とも言えない
ビブラートと言うかコブシと言うか、とにかくインパクトのある
発声方法がズーンと来た、スーンと、この胸に!
それに歌だけじゃなく、彼女の話は素晴らしい。
チベットの都市部からバスで2日間ほどかかる山間部の小さな村に
生まれた彼女は、家族の支えの下、物凄い猛勉強と苦労の末に、
中国の音楽大学に進み、人種差別とか色んなことを経験。
日本人のご主人と、卒業前のコンサートを切っ掛けに知り合い
結婚して、日本のことも日本語も何も知らないまま日本に
来られたらしい。
阪神淡路大震災ではボランティア活動などが切っ掛けとなり
コンサートと講演会活動をされるようになったみたい。
そんな彼女のコンサートは、ホント素晴らしかった。
何と言っても喋りがウマイ!
さすが大阪に住んでいるとあって、笑いのセンスは抜群だし、
その笑いの中に胸を打つ話。
機会があれば、一度は足を運んでおくべきである。
詳しくは、彼女のホームページに書いてあるんで、興味が
ある人は覗いて損はしないと思う。
彼女の歌声、そして彼女の美貌に魅せられてしまった。
チベット旅行してぇ~!
写真は撮れなかったんで、彼女のホームページから借用。
彼女のCDに使われている写真みたい。
近くで見ると、写真よりも遥かに綺麗な女性だった。
また、コンサートがあれば行きたいものである。
そうそう、知らなかったんだけど、日本在住のチベット人って
少ないみたいで、大阪に彼女を含めて2人、京都に1人、
福岡に1人、東京に50人ほどらしい。
「コウノトリより少ないんです!」と言ってた・・・。
確かに、コウノトリよりも少ねぇ~!