横好きオヤジの見聞録

何をやっても二流か三流で一流にはなれない下手の横好きなオヤジの日記

私のコブの滑り方

今日は休みだったんで、5時間も滑ってしまった。

しかも、昨日と同じコブ。

さすがに、今夜は腰から下がフニャフニャな感じ。

で、よくコブの滑り方を聞かれるんだけど、私はコブの滑り方はもちろん、

スキーの滑り方を習ったことがない。

なので、当たり前だがSAJとかSIAに入っていないし入ったこともないから、

級とか資格とかは持っていない。

完全なる我流でスキーをしている。

ただ、よく聞かれるから、私なりのコブの滑り方を文章にしてみようと思う。

まず、使っている道具から。

今期から使い始めたコブ用の板がID-OneのMR-CE。

コブ以外では使い難いけど、コブだけなら滑りやすくて頑丈で安心感があって、

さすがモーグル用って板。

ブーツは、GENのELEMENTで数年前のモデル。

ちなみに、私のブーツの履き方は、全てのバックルを外れないギリギリの

緩さで固定している。

理由は、ガチガチに固定してると足首が動かないから、不正地でスキーの

先っちょが突き上げられた時、体が後ろに仰け反ってしまう。

特に、コブを滑ってると、自分の意思に反してコブに直撃してしまうことがあって、

体が仰け反ってしまうと、後はクラッシュしかない。

なので、私の足はブーツの中で動きまくるぐらい緩々なのである。

んで、コブの滑り方だけど、よく「コブを吸収」って聞くけど、それはあまり

意識していない。

ってのも、難しい物理的なことは分からないけど、スキーは重力と斜面を利用して

斜め前下に進むもの。

コブに向かった時は、斜め前下に進んでいるのが突然に斜め前上になる。

それを力で耐えようなんて思っても、体の中で一番太い筋肉である大腿筋の

力をもってしても無理。

ましてや、「コブを吸収」ってのを考えてコブに当たる前から足を引き込んだら、

そのままコブを越えてしまって、後はクラッシュ。

で、どうやっているかと言うと、暖簾に腕押しって感じでコブに当たっている。

足にコブが当たってくるのに反発せずに、自然に足を曲げてる感じ。

そして、重要なのは足を曲げてる最中、つまりコブに当たった直後から

足を伸ばすことを意識してる。

人間の情報伝達速度なんて、たかがしれてて遅い。

しかも、私の脳から末梢までのニューロンは普通の人より、かなり劣っている。

つまり、「コブを吸収」ってな動作を意識してる間に、コブを越えてしまうから

操作が遅れてしまうのである。

始まりが終わりなのである。

ま、コブなんて、吸収を考えなくても体がそれに耐えられるはずなく、勝手に

膝は畳まれちゃうんだから、コブの先で如何に板を雪面から離れないように

意識しなきゃなんないってこと。

それがスピードコントロールに繋がる。

コブに当たる一つ前のコブの背に板を着けることでスピードコントロールしている。

それと、ストックを突く位置は、コブの頂点よりも先。

コブの手前に突いちゃったりすると、ターンの時に肩が後ろに引かれちゃって、

姿勢を崩しちゃうだけじゃなく、怪我の原因にもなる。

あ、それと板の後ろ側でストックを蹴飛ばして折っちゃう。

これは、何本もストックを折ったり、何度も肩を亜脱臼した経験がある。

そうそう、それと姿勢は重力に逆らわず階段を歩いて降りる感じ。

斜面に垂直ではない。

もちろん、斜め前下に進んでいるから体が遅れないように前傾はするけど、

無理な前傾じゃなく下段を歩いて降りるのが走って降りる時のように、

前に進む速度に合わせて前傾にするだけ。

無理な前傾なんてやった時にゃ、吹っ飛ばされてしまう。

そして、とにかくコブをコントロール出来るかギリギリのスピードで

滑るのが気持ち良くて上達の早道だと思う。

何でもそうんなんだけど、危険と隣り合わせこそ面白い。

ま、色々と書いたけど、スキーを習ったことのない、素人の滑り方なので、

専門家の皆様、悪しからず。

20142131

で、今日のランチは96円の鍋焼きうどん。

某マーケットで98円のところ、買い物袋持参だったんで2円引き。

美味かった!

雪がドカっと降って、ディープパウダーが楽しめる環境になったら、

その中で焼肉か鍋でもしたいものである。

誰か、一緒に雪中焼肉or鍋でもしませんか?

20142132

(スキー22日目)