横好きオヤジの見聞録

何をやっても二流か三流で一流にはなれない下手の横好きなオヤジの日記

逃亡犬

昨夜は4月1日付で人事異動のある我が職場の送別会。

飲んで騒いで、アッと言う間に時間が過ぎた。

私は、勤務する場所が変わらないんで見送る側。

とは言っても、係が変わるから、異動と言えば異動。

何もかもが初めてみたいな感じで指摘されたり怒られたりしてても、

その理由さえ分からないままの1年だった。

そして、何とか見えてきて、来年度から深く知って行こうと思ってた矢先に

係が変わることになったから、寂しさはある。

ただ、私のようなオッサンが、中途半端な立場でいるべき部署ではないので、

早い時期の異動を希望していたのは事実。

と言うわけで、また明後日からは初めての係で右も左も分からず

苦労する日々が続きそう・・・。

で、今日は休みだったんで、そろそろ咲いているだろうザゼンソウ

見に行った。

まだ雪に囲まれた湿地に無数のザゼンソウ

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そして、その近くでは食べ頃のフキノトウがあったんで採取。

昨夜、上司K様は酒以外にフキノトウも好物だと聞いたんで、このフキノトウ

上司K様へのお供え物。

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で、その帰り道、どこで昼食にしようかと悩んでた時、前方を走る多くの車が

止まったり大きく右に避けたりしてるんで、何かあったんかなと思ってると、

1匹の小さなワンコが通行量の多い国道のド真ん中をウロウロテコテコ。

「こりゃ轢かれるちまうわい!」と思って、運転を代わってもらって

後方の車に合図して身柄確保にダッシュ。

なのに、そのワンコは、私が触れるか触れないかの距離まで近づくと

走って逃げる。

何とか追いついて、今度こそは思ったら、またその繰り返し。

さすがに、それを長く続けると、とんでもない交通渋滞になっちゃうんで、

逃亡犬を避けて通過してもらい、車が途切れたところで逃亡犬を追いかける。

そんな逃亡犬と私の追いかけっこが続くこと約1km。

幸いなことに、道の駅ようか但馬蔵の駐車場に入ってくれた。

すると、花壇で得意げに足を上げて放尿・・・。

完全に、私は遊ばれてる状態。

今度こそは思っても、駐車場内を逃げ回る。

そこに20歳くらいの5~6人の女性がいたんで、逃亡犬を囲むように依頼。

徐々に包囲網を縮め力ずくで捕まえようとした時、尻尾を振りながら、

そのカワイイ女性達に自分から寄って行って抱っこされるでないかい!

ワシの約1kmの全力疾走は何だったんじゃい・・・。

さすがオス犬、若い女性には目がないようだ。

で、その女性から渡してもらい、養父警察へ向かう。

抱っこして話しかける私をキョトンとした顔で見上げる。

その内、私の左前腕に顎を乗せ寝てしまった。

完全に私は遊ばれてる?

年齢は2~3歳って感じのロングコートチワワ

良く手入れされてて、臭いも脱毛もなく耳も綺麗。

よほど大切にされてるに違いないワンコ。

ただ、ロングコートチワワにしては大きい様な気がする。

で、警察署で手続きをして話を聞くと警察での保護期間は長くなく、

飼い主さんが現れないと、その後は市の方に預けるらしい。

そうなると、更に飼い主さんが現れなければ、そう長くない内に処分されてしまう。

ってな訳で、警察署での保護期間が過ぎたら、我が家で保護することにした。

ただ、我が家には、年老いて背中が曲がり、視力も聴力も失ったワンコがいる。

間違いなく、近い内に死を迎えるであろう老犬。

ここで我が家が引き取るのは大きな負担にはなるが・・・。

職場に寄って、勤務中の上司K様にフキノトウを渡し帰宅。

帰宅後、我が家の老犬のブラッシングをしながら、よく脱走した若い頃を思い出す。

下の写真に心当たりのある方、養父警察署に連絡して下さいませ。

最初に発見した場所は高柳小学校の付近。

お心当たりのある方は、ご一報を!

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