同僚に休みを代わってもらい、年休をもらい沖縄旅行中。
一応、結婚25周年ってことで・・・。
心配していた天気も、予報が外れ曇りや晴れ。
天気予報では週末の降水確率が50%だったから、外れてくれて良かった。
で、昼過ぎに到着して、喜屋武岬、ひめゆり平和祈念資料館、
平和記念公園と、まずは定番の、そして日本人として忘れてならない
戦争の傷跡を観る。
何とも言えない、悲しい気持ちななる・・・。
ひめゆり平和祈念資料館に掲示してあるものを読んでいると、旧日本軍の
行ったこととが悪の様に書かれていて複雑な気持ちになった。
確かに、最後の砦とされ、女性や子どもをはじめとした、多くの
非戦闘員が死ななければならなかったのだから、沖縄の人にとっては
そんな感情になっても仕方ないのであろうが、記念館建築に携わった人の
左よりの思想を感じられないこともない。
大東亜共栄圏構想が正しかったのか、単なる軍部の暴走だったのか、
私には分からない。
ただ、間違いなく言えることは、沖縄の沢山の命が太平洋戦争の末期に
犠牲になったこと。
そして、その上に私たち日本人が生かされていること。
南部の海岸の砂浜を掘ると、まだまだ人骨が出て来ると言う。
そんな海を見ながら、手を合わせて祈る。
2日目はこれまた定番の沖縄美ら海水族館。
ん~、水族館である。
日本全国、どこに行っても水族館は水族館って感じ。
同じ海でも、やっぱり日本海と色が違う。
最終日は、これまた定番の首里城。
その後、知念半島に行って、ニライカナイ橋から久高島を眺める。
正午過ぎにレンタカーを返却して、13時55分の飛行機で帰郷。
沖縄旅行は初めてだったんだけど、やっぱり沖縄って日本であって
日本でないと実感。
もちろん日本国ではあるんだけど、村部の古いままの民家や
その周辺で農作業している人達、そして万里の長城かと思うような
城跡の石積みを見てると、明らかに文化が違うって感じ。
それに、民族的にも・・・。
現地の人が利用するマーケットに入って、食料品を物色するのが
好きなんで、今回もそんなマーケットに入って買い物してたんだけど、
高齢のバァーちゃん達の会話が、サッパリ分からなかった。
会話の中で出てきた「おばぁー」と「チョコレート」しか聞き取れなかった。
ん~、やっぱり言語も全く違うかも?
でも、沖縄は素晴らしいと思う。
マーケットに入っても沖縄民謡がかかってるし、自分達の文化に
自信を持ってるって感じがした。
そして、もう一つ気になったのが鉄柵の向こうのアメリカ。
嘉手納や名護などの、とてつもない巨大な米軍基地が目に入る。
フェンスの向こうに戦争を感じた。
でも、八重瀬岳は夕陽が沈むのと反対方向なんですけどぉ~!
あ、そうそう、食事は徹底して地元の食べ物ばかりにした。
国際通りから、一歩入った現地の人が利用する飲食店で
飲んで食いまくってやった。
それと、今まで沖縄って田舎の県だと思ってたが、那覇もその周辺の
市や町もデカイ。
とにかくマンションが多いし、ビルだらけだし、活気があるしで、
かなりの大都市だった。
兵庫県よりビッグかも???
公共の施設も巨大なものが多いしガソリンも、この辺より10円以上は安い。
国から戦後補償や米軍基地の関係で巨額のお金が投入されてるのかも?
その辺のことも全くの素人なんで、あくまでも推測。
今度は離島に行って、ジャングルを見て回りたいなぁ~。