横好きオヤジの見聞録

何をやっても二流か三流で一流にはなれない下手の横好きなオヤジの日記

手紙~拝啓 四十七の君へ~

今日は休みで、めでたい47回目の誕生日。

・・・なんだけど、昨日の日中に近所の高齢男性が亡くなったんで、

通夜と葬儀の打ち合わせを早朝から開始。

明日は仕事も休ませてもらって、朝7時半から葬儀へ・・・。

オトコ矢沢じゃないけど、隣保長まで成り上がった私は、隣保内の葬儀でも

色々と働かなくてはならない。

望んで隣保長をしてるんじゃないんだけど、超高齢化の地区だから仕方ない。

で、その打ち合わせが終わった頃、注文していた洗濯乾燥機が到着。

年末から、ポルターガイストかと思うくらい電気製品が壊れまくったり

調子が悪くなったりしている。

洗濯機が2台、IHクッキングヒーター、炊飯器、仏間の電灯、その他諸々。

で、とりあえず洗濯乾燥機と炊飯器を更新して、他は騙し騙し継続使用。

全てを更新するほどのお金はない。

そんなこんなで、自由時間が来たのは11時過ぎ。

準備をして奥神鍋へGO!

昨日からの追い雪は10cmくらい。

最初、コブを攻めてたんだけど、それも飽きて6線林の中攻めに変更。

ここ数日、誰も入ってないみたいで、極上パウダーじゃないけど、

踝くらいのフカフカ感と自然地形のドキドキ感を楽しめた。

ただ、調子に乗ってて、逃げ切れず木に正面衝突。

幸いウェアは破けなかった。

ヘルメットのおかげで頭は守れた。

純正モビルスーツ(人は皮下脂肪と言う)で内臓も守れた。

ただ、板と体が木に複雑に絡まっちゃって、脱出するのに約5分。

ストックを使って何とかビンディングを外して脱出。

そして、リフトに乗りながら、そんな47歳の自分を振り返る。

 ♪拝啓 この手紙読んでいるあなたは
 呆けて何をしているのだろう
 四十七の僕には誰にも話せない
 悩みの種があるのです
 老後の自分に宛てて書く手紙なら
 きっと素直に呆け老けられるだろう
 今 老けそうで 萎えそうで
 呆けてしまいそうな僕は
 誰の言葉を信じて歩けばいいの?
 ひとつしかないこの腹が何度もぶるぶると揺れて
 メタボの中で今を生ていきる
 今を生きている♪
                    ~案じるな・呆け~

今日で47歳になったんで、アンジェラ・アキの歌を替え歌にしてみたけど

かな~り苦しい・・・。

ちなみに、「呆け」って言うと、差別的な言葉だと思われるかもしれない。

でも、個人的には、差別的表現だとは思っていない。

しかも、関西ではボケが上手いと言われるのは最高のステイタスでもある。

人間、誰でも加齢と共に皺が増え老眼も進み耳も遠くなる。

それと同じで物忘れをすることが多くなるのは当然である。

今夜のお通夜で、残された故人の奥さんは、認知症が高度に進んでいる。

自分の夫が亡くなった現実を家族に説明されると、一瞬は表情が曇るが

すぐに忘れてしまい、いつもの笑顔。

呆けは、悲しみ悩みを忘れさせ、老いを幸せに生きさせようと、

神様が与えてくれたものかもしれない。

呆けは素敵な老化現象。

いつまでも若々しくありたいが、生き物である以上は遺伝子を

運ぶためのただの箱。

だから、老いることは当然。

そんな思いもあるので、呆けと言う言葉を乱発したので悪しからず・・・。

ま、そんなこんなで迎えた47歳。

これからもパワフルに老いて行く所存であります。

でもね、暴走しかけたら誰か止めてちょうだいっ!

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