仕事から帰って、少し時間が出来たんで、ハスを見に行った。
毎年、見に行く、村岡の笠波峠のてっぺんから、少し山の中に入った休耕田を
利用したハス園。
初めて、ここの主人に会った。
話好きの主人の話を聞き、話に付き合うこと30分。
その後にハスを見物。
なかなか、人の良さそうな方で、但馬では一番のハス園なので機会あるたびに
見に来ていると伝えると喜んでくれた。
ここのハス園の良いところは、ハスが植わってる規模も大きいけど、眼前に広が
素晴らしい。
写真には写ってないけど、氷ノ山、ソラ山、鉢伏山、瀞川山を見ることが出来る。
そして、主人の洒落で作ってある極楽体験道がある。
三途の川「渡船代六文」って書いてあって、その下には丁寧に換算評もあり、
六文=150円となっていた。
その三途の川は、僅か5mなので今日は渡らなかった。
ってか、以前に渡ったことはあった。
残念と言うか幸いと言うか、極楽浄土は見えなかった。
そして、笠波石と呼ばれる巨石が、杉林の中とか、山のあちこちにある。
ラグビーボール状の丸い石。
普通、石が丸くなるのは、川で流されたり海の波で転がされたりする内に、
角が取れることによる。
なのに、ここは川の流れもない海の底だったこともない(はず)の山の中。
石が形成される段階で丸かったのか、風化で丸くなる性質を持つ石なのかは、
私にゃ分からない。
ただ、不思議であることは間違いない。