(スキー:7日目)
仕事明けで帰宅してからのスキー。
一週間前の気を抜いた、まさかのリフト乗り場前のポテッで傷めた首と左肩と股関節の
痛みも軽減してきている。
左肩の内出血も乳房下縁まで広がって、遠山の金さんの桜吹雪みたいになってたけど、
それも薄くなってきて、服をはだけても威圧感のない一般人になれた。
なので、やっぱりスキーの痛みはスキーで治すってのが一番なのである。
ま、結果としては心持ち動かす時に痛みが少なくなったような気がする。
・・・が、やっぱり痛い。
で、山頂付近は薄っすらと白くなってたけど、標高800m付近まで。
今年は、このまま終わっちゃうかもねぇ~。
2月に入ってからの雪なんて、地温は下がり切ってないし日照時間は長くなってるし、
降っても直ぐに溶けちゃうからねぇ・・・。
そんな中で人工雪で頑張って営業してくれてる奥神鍋スキー場に感謝!
こないだ信州の白馬方面に行ってた友達に会って話をしてたら、奥神鍋の方が
コンディションが良くて楽しいらしい。
今日もコース整備に励むパトロールのSさんに「道具を貸すからやってくれ!」と
言われて「嫌だ!」と断ったけど、そんな人達に支えられて滑らせてもらっている。
感謝、感謝なのである。
んで、昼まで滑って撤収。
そして、道の駅でコウノトリをモチーフにした当市限定のドロップを2つ買って、
100円ショップでフクロウ柄の縁起箸も2つ買う。
そして、今日と明日の2日間、私が借用手続きをした体育館へ・・・。
と言うのも、今度の日曜日に武道館である、なぎなたの昇段審査のために海外から
来られてて、その稽古でN先生の指導を受けるために来るってことで段取りした。
せっかくなので、買ったものをラッキーアイテムとしてプレゼント。
で、来てた2人は、1人がドイツ人の男性で、日本の有名大学に留学経験もあって
日本語が堪能な物理学者。
もう1人の女性は、ベルギー人でイギリス住まいの高層ビル建築設計士で、
なぎなたヨーロッパチャンピオン。
んで、私にとっては普通の仲の良いオバちゃんN先生ではあるが、世界選手権で
6連覇した経歴を持ち、今は世界中で最高指導者として引っ張りだこのN先生の
指導を求めて海外からも来られるのである。
日常的に子供らに優しく教えているN先生の姿は知っているが、世界レベルの人への
指導方法を見る機会は貴重である。
今日と明日は、稽古の仕上げらしく、立合いではなく形の稽古。
と言う訳で、N先生も私と同レベルで日本語以外は出来ないんで、見学しながら
私がスマートホンの翻訳アプリを使いながら言葉のサポート。
N先生の言葉はの殆どは、ドイツ人男性のNさんが理解して、ベルギー人女性の
Sさんに伝えられて問題はなかった。
でも、打ち始めから打ち切りまでの刃筋の動きについて「過程」と言いながら
細かく指導されるんだけど伝わらない。
過程を英語にすればプロセスではあるが意味が伝わらない。
そんなこんなで手伝わせてもらいながら一流の指導者の手法を見させてもらった。
いやぁ~、普段と違う凄いものを見せてもらった。
それなりに凄い人達に対して凄い指導。
しかも、厳しい顔と言葉、一緒に喜ぶ顔と言葉。
一流の人は一流の指導をすると実感した。
一流の競技者ではダメである。
一流の競技者であり、一流の指導者、つまり一流の人でなくてはダメなんだと実感。
私は、やっぱり何をやっても二流三流、ただの横好き。